大山(ケーブル)(5)
おおやま (ケーブル)

1,251.7m

ケーブルカーを利用し下社から見晴台経由で山頂へ。
下りは女坂から紅葉が見頃の大山寺を散策し、
豆腐料理に舌鼓を打つ。   

  
エリア 丹沢 日程日帰り 日付2013年11月22日 天候晴れ
同行者’m’ TIME(昼食1時間13分、大山寺散策含む)5時間35分
コース 駐車場(8:56)→大山ケーブル駅(9:15)⇒阿夫利神下社駅(9:32)→見晴台(10:04)→阿夫利神社本社(大山山頂)(11:22)昼食(12:35) →阿夫利神下社(13:39)→大山寺(14:11)散策→駐車場(14:31)→豆腐料理

カシミール5万分の1地形図より作成
国土地理院2万5000分の1=大山



◎過去のレポートは:大山(ケーブル)(4)11-8 でご覧いただけます。

◎過去のレポートは:大山(ケーブル)(3)10-7 でご覧いただけます。

◎過去のレポートは:大山(ケーブル)(2)4-9 でご覧いただけます。


 大山を訪れる時はいつも11月20日ごろに訪れます。この時期は大山寺の紅葉が見ごろになる 時期です。今年も22日に訪れましたが、翌23日からは夜間のライトアップも実施され一年でも 一番景色が良い時期の一つかもしれません。
 しかし、今年は夏の酷暑が長く、秋らしい秋を感じられなかったためか、例年に比べ色づきも 悪く、赤くなる前に落葉する葉もたくさん見られました。残念ながらここ最近では一番良くない状況 の様でした。
 ただ、天候には恵まれ、大山山頂からの眺めは素晴らしく、気持ちの良い山歩きを堪能できました。 今回は大山寺の紅葉狩りと名物の豆腐料理を目的に山の神’m’と出掛けてきました。ルートは 毎回同じです。観光気分を味わうためケーブルカーで阿夫利神社下社まで行き、見晴台から頂上を 目指します。観光客が多いメインの表参道ルートではなく二重滝から見晴台を経由し雷ノ峰尾根で山頂を 目指します。下りは表参道ルートを下り、阿夫利神社へ戻り、復路はケーブルカーを使わず女坂を 大山寺へ向かい、紅葉狩りを楽しんだ後は参道で豆腐料理を堪能しました。
 山頂からの眺めは最高で、今まで大山に登った中でもこれだけ眺めの良いのは珍しいことです。 眼下には先月歩いた七沢森林公園から白山へ向かった尾根道が全て見渡せます。風も無く穏やかな 晩秋の空の下、温かい麺とおにぎりに食後のコーヒーと大好きなフルーツゼリーを食べて至福の時 を過ごしました。
 下山の参道では大山名物の豆腐料理を食べ、山登りと紅葉狩りと大いに山行を楽しみました。 なお、’m’は帰りの参道で3店舗でお土産を買うなど、おばさんパワー全開でした。




第二駐車場先の参道入口脇にある民間駐車場。
左側に2台、参道を挟んだ右側に数台。一日1,000円、 自販機あり。

駐車場

国道246号線を厚木方面に進み、坂戸の交差点を右折して、県道に入ります。 東名高速道路をくぐり、そのまま道なりに直進すれば大山のケーブルカー 乗り場の追分駅に一番近い公営の大山第二駐車場に到着します。駐車料金は一日600円です。 休日は、大山に向かう県道は混雑しますが、抜け道はありません。混むのは駐車場 の手前1qくらいからで、このあたりには民間の有料駐車場もあります。 朝は8時くらいまでに到着しないと満車になる場合が多いようです。第二駐車場には 水洗トイレと自販機があります。
今回は平日にも拘らず紅葉シーズンの真っただ中でもあり、8時過ぎに到着しましたが、すでに第二駐車場は満車でした。 第二駐車場で誘導している方が、奥にも駐車場があるよと教えてくれ、半信半疑数十メートル先へ進むと 参道入口の両脇に数台程度の駐車場がありました。民間の駐車場はどこも一日1,000円です。




出発

8時56分。
支度を整え、参道をケーブルカー駅(追分駅)を目指します。





ケーブルカー追分駅

9時02分。スタートから6分。
お土産屋が並ぶ参道の階段を登り、ケーブルカーの追分駅に到着です。
ケーブルカーの始発は9時で、既に動いていました。
帰りは歩いて戻りますので、「下社」まで片道450円の切符を買います。(往復は850円です)





平日と言うこともあり、座れました。
阿夫利神社下社駅まで6分間の乗車です。





阿夫利神社下社

9時32分。スタートから36分。
阿夫利神社下社に到着です。
やはり人が多いです。





多くの観光客は正面にある阿夫利神社下社方面へ向かいますが、
道標に従い右側の見晴台方面へ向かいます。
ここから右へ下って行きます。





歩き始めて7分程で二重滝に出ます。





見晴台

10時04分。スタートから1時間08分。
見晴台に到着しました。ここから大山山頂が良く見えます。
今日は天候に恵まれ、陽も差しています。
だれもいないベンチで小休止です。
ここから少しずつ山歩きらしくなってきます。





見晴台から丁度1時間で七沢温泉方面からの道を右から合わせます。
合流点を振り返って撮影しています。





大山の肩から山頂のアンテナ建物が良く見えます。





もうすぐ山頂です。





大山山頂

11時22分。スタートから2時間26分。
山頂は多くの人で賑わっています。



山頂では厚木方面が見渡せる、
頂上から少し下がった場所で食事タイムです。





写真の小枝の先には、先月歩いた七沢森林公園から白山までの尾根が見渡せます。
こうやって見るとやはり大山は高い山です。




山頂左方面に江の島と三浦半島が霞んでいます。





山頂右方面には、真鶴岬とその左に初島、伊豆半島が望めます。





12時35分。山頂で1時間13分の食事大休憩のあと、
紅葉の大山寺を目指し下山開始です。
下りは表参道を下ります。頂上を28丁目とし、下社を1丁目とする石柱が立っているので、
この石柱を目安にして楽しみながら1丁目を目指し下っていきます。




表参道ルートは巾は広いのですが、
岩や大きな石があり、非常に歩きにくいコースです。
ここは歩きたくないと’m’も閉口気味です。




富士山の絶景ポイントです。
いままで見えた事がありませんが、今日は遠くの山並みの上に
雲にかかって白い頭を出した富士山が良く見えます。
(写真では非常に分かりにくいですが(汗))
しばらく待っていれば雲が動くかもしれませんが、先を急ぎます。





この山域特有の玉ねぎ岩





「夫婦杉」の所で’m’がパワーをもらうとばかりに、
両手を杉に触れ写真のポーズでしばらく居ると
それを見ていた若い女の子が、
そのあと同じことをしていました。(笑)





阿夫利神社下社の階段脇にある。いつものモミジです。
今年は色が鮮やかです。
紅葉の進み具合で微妙な色のコントラストがいい感じです。



阿夫利神社下社

13時39分。スタートから4時間43分。
下山開始から、1時間04分で阿夫利神社下社に戻ってきました。





阿夫利神社下社の拝殿横の紅葉。



阿夫利神社下社の階段を下り、広場を抜け、女坂を右に下ります。(写真左)
階段を大山寺を目指し下って行きます。(写真右)


女坂はケーブルカーの脇を下って行きます。



大山寺(紅葉)

14時11分。スタートから5時間15分。
下社から女坂を下ること13分で、大山寺に到着です。









追分

14時31分。スタートから5時間35分。
大山寺の紅葉を楽しんだあとは、紅葉橋を渡り、
大山寺から14分ほどで女坂と男坂の合流地点に到着です。(写真左:女坂、右:男坂)
ここからは店が並ぶ表参道を下ります。





土産物店が並ぶ表参道まであと少しです。
今日の山歩きは無事終了です。
お疲れ様です。
これから大山名物の豆腐料理を食べに向かいました。




表参道を下って間もなく左側にある豆腐料理「かんき楼」で食事です。





豆腐料理に舌鼓を打ち、参道途中でお土産を買い、
満足な一日を過ごし帰路に着きました。





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