三峰山(大山)
みつみねやま (おおやま)

934.6m

前日の雨で沢を渡れず。コースを変更し別ルートで三峰山を目指す。
三峰山はやせ細った尾根で、崩壊する丹沢を暗示しているようだ。
 
エリア 丹沢 日程日帰り 日付2002年12月 天候晴れ
同行者単独 TIME(休憩を除く)4時間55分
コース 不動尻キャンプ場駐車場(1:30)→三峰山(1:05)→物見峠分岐(Uターン)(1:20)→三峰山 (1:00)→不動尻キャンプ場駐車場

カシミール5万分の1地形図より作成
国土地理院2万5000分の1=厚木、大山



◎後日再訪した詳細なレポートは:三峰山(大山)6-6 でご覧いただけます。



写真白線から右側が駐車スペース。不動尻キャンプ場があった時は、ここまで車で入れたが、土砂崩れでキャンプ場の一部が 埋まり、その後キャンプ場が撤去されたことに伴い、途中にゲートができこの駐車場へは入って来れなくなった。


駐車場(不動尻キャンプ場)

国道246号線の伊勢原市役所入口か伊勢原の信号で右折し、七沢温泉を目指す。 七沢温泉の看板が目立つようになったら、広沢寺温泉入口で左折する。道なりに2km 程で広沢寺温泉に着く。左側にある七沢観光協会の駐車場を過ぎ、マス釣り場の横を先へ進む(二の足林道)。 道路幅が狭く登りになり、山神ずい道をくぐり、不動尻キャンプ場手前の駐車場。
<注意>現在は山神ずい道手前にゲートができ、ここまで入って来れない。ゲート前に2,3台駐車できるが、 七沢観光協会の駐車場を利用したほうが良い。ただし歩く距離は長くなる。

山行

今回の計画は、山行地図にも有るように煤ヶ谷から左折し谷太郎林道に入り、林道終点の駐車場に車を停め、 そこから不動尻キャンプ場に出て、大山三峰山を登り、帰りは物見峠方面へ下って煤ヶ谷から谷太郎林道を 歩いて駐車場に戻る周回コースを計画した。
当日は予定どおり、谷太郎林道終点の駐車場に車を停め、歩き始めようとしたが、コース駐車場脇の谷太郎川 を渡った先に道標が見えるが、増水しており谷太郎川を渡れない。周りを少し歩いてみるがやはり谷太郎川を越え なければコースは無い。実は前日まで雨が降っていて朝にはあがったが、川は増水し渡河ができない。 水の流れている川幅は2m程度だが、水深が深く流れも速い。 助走をつけて飛び越えたくとも、岩場で足元が危ない。結局渡河をあきらめ、急きょコースを変更し、不動尻キャンプ 場まで走りそこに車を止め、そこから大山三峰山に登ることとした。
谷太郎林道から不動尻に向かい、やっと山行のスタートができた。道標に従い三峰山を目指す。余談だが、丹沢には 三峰が二つあり、一つは今回目指す三峰山。もう一つは丹沢山と本間ノ頭を結ぶ三峰尾根にある、三峰(瀬戸沢ノ頭、太礼 ノ頭、円山木ノ頭)だ。同じ三峰だが、これらを区別するため、大山三峰(今回登る山)と丹沢三峰と呼ばれている。
道標に従い、三峰山を目指す。夏場はヒルが多い場所であり、あえて冬に来た。この尾根は非常に痩せており、切り立った感じの やせ尾根を進む。崩壊が進む丹沢の一面を見るようだ。狭い岩肌にしがみつくように生えている木々の枝をつかみ進む。 そして頂上も狭い。ここでしばらく休憩し、先へ進んで見る。本来ならこのまま下って、煤ヶ谷に出る予定だったが、計画を 変更したのでピストンで戻らなければならない。せっかく来たのだからと、頂上から下って先へ進む。崩壊地のある場所を過ぎ、 物見峠の手前で戻ることとした。ここから駐車場までピストンだ。
本来ピストンは避けたかったが、やむを得なく、同じコースを戻る。いやいやの気持ちであり、足が重い。帰りが結構つらい。 それもそのはずで、大山三峰山を2回登る羽目になっているのだ。2回目の頂上は昼時でもあり、座れないくらいの人で 一杯になっている(朝はだれも居なかった)。止まらずそのまま下る。そしてやっと駐車場に到着。疲れた一日であった。 次回はなんとしても周回コースで回りたいと強く思って帰路についた。


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