高尾山(稲荷山・一号路)
たかおさん

599.0m

ミシュランガイドに紹介された高尾山を堪能。山頂への山歩き、紅葉と薬王院の観光、
日帰り温泉に寄り、仕上げは駅前の居酒屋でのお疲れ様会と楽しい一日でした。

 
エリア 高尾・奥多摩 日程日帰り 日付2012.12.01 天候曇り(小雨あり)
同行者’m’、’t’ TIME(休憩含む)4時間06分
コース 高尾山口駅(京王線)(9:11)→ 稲荷山コース入口 (9:21) → 稲荷山(東屋)(10:05) → 高尾山 (11:12) 休憩 (11:40) → 薬王院 (12:05) → エコーリフト乗り場(12:25)雨宿り休憩 → 高尾山口駅(京王線)(13:17)

カシミール5万分の1地形図より作成
【参考】国土地理院2万5000分の1=与瀬、八王子



 紅葉の最盛期は過ぎてしまいました。そこで高尾山なら低山で紅葉の見ごろも遅いだろうと 観光を兼ねて高尾山へ行ってきました。過去に高尾山は訪れたことはありましたが、その時は 南高尾山稜を歩いた一部として高尾山を登りました。今回は高尾山そのものが目的の山歩きです。 ミシュランガイドにも選ばれた高尾山を是非観光の面からも味わいたく、往路は自然が一番感じられる 稲荷山コースで高尾山山頂を目指し、復路は観光客にまじって薬王院やお土産やを覗きながら 一号路を下ってきました。  さて、一番目の目的である紅葉は、本当に最後の見ごろといった感じでなんとか高尾山口駅付近で 楽しむことができました。二番目の目的である観光での訪問は初めてであり、多くの観光客に びっくりしました。また、下山に選んだ一号路コースは全て舗装路でこちら側には山歩きの人 はおらず、ほとんどが街中を歩くスタイルの観光客です。その中を登山靴にザック姿は浮いてしまい、 ちょっと恥ずかしくあれっといった感じでした。途中のリフト乗り場に着いたあたりから雨が降りだし 観光目的の人は雨宿りに右往左往といった様子でした。こちらは山の雨対策は万全ですので、とりあえず 折りたたみ傘を出し、ザックカバーをして長蛇の列のリフトには乗らず、薬王院を見学しながら 雨で滑る舗装路を高尾山口駅まで下ってきました。そして三番目の目的は日帰り温泉です。高尾山口駅 から一番近い日帰り温泉で、駅前から無料送迎バスが出ている「高尾の湯ふろッぴィ」を訪れました。 高尾山口駅もかなり混雑していましたが温泉行きの無料バス乗り場にも長蛇の列ができていました。 ざっと40〜50人ほどでしたが、ほとんどが現役をリタイヤした感じの人たちです。送迎バスに乗りきれるか 心配をしましたが、並んだ全員が中型バスに乗ることができ、15分ほどで温泉施設に到着しました。 幹線道路から住宅街に入ったところにある一般的な大型の日帰り温泉施設です。施設の食事処で遅い 昼食をとり、その後天然温泉でゆっくりくつろいだ後、無料送迎バスの八王子駅南口行きで40分程の 八王子駅に向かいました。そして駅前の居酒屋で隠れた本日一番の目的のお疲れさん会をして電車で 家路につきました。なお、当HPの山行スタイルは単独行で車で行く山歩きですが、今回はグループ 山行でかつ飲んべいの方ともども私もこころおきなく飲めるということで従来にないパターンでの 山歩きを楽しみました。


◎「高尾山(南高尾山稜)」レポートは:高尾山(南高尾山稜)09-03 でご覧いただけます。





出発

9時11分。
今回は電車を利用しました。
京王線の高尾山口駅で下車しますが、多くの登山者で駅前は一杯です。
山ガールや若い人が多いのも高尾山の特徴です。
さすが人気の山です。



駅の左側を流れる川に沿ってケーブルカー駅に向います。



甲州街道脇の川沿いの広場に紅葉がありました。
やはり時期が遅かったのかあまり紅葉は残っていませんでしたが、 最後の艶やかさがひと際目立っていました。


高尾山ケーブルカーの清滝駅前の広場に到着しました。



そのまま清滝駅の左側から、川にかかった橋を渡って稲荷山コースへ入ります。
なお、駅の脇をそのまま直進すると6号路コースです。


この稲荷山コースは高尾山の各コース(1号路から6号路と稲荷山コース)の中では
一番山歩きが堪能できるコースです。



稲荷山コースを登り始めて5分程でお稲荷さん(旭稲荷)があります。
写真には写っていませんが、入口に鎮座している石の一対のキツネの左側が、
いたずらで下に落とされて尻尾が折れていました。
地元の有志の方が3人で修復の相談をしていました。
どこにもバチあたりが居るものです。


登りといっても急登は無く、広い緩やかな登山道を多くの人たちと登って行きます。



登り創めて46分で東屋のある稲荷山に到着です。
ここは展望台にもなっており、後方(登って来た方向)には八王子駅方面が望めます。
ひと際高い八王子駅前のビルが目立ちます。


登り創めて1時間25分で、山頂下を周回する5号路に到着です。
この先の長い階段(写真中央)を登ると山頂です。



長い階段を一気に他の人を追い抜き登ります。



高尾山頂

11時12分。
高尾山頂に到着です。
山頂も多くの人で賑わっています。座る場所を見つけるのに一苦労です。
山頂でバーナーでお湯を沸かし、暖かいコーピーを飲み一休みです。



山頂で30分程休憩し、トイレを済ませ下山開始です。
下山は1号路で薬王院を見学しながらスタート地点のケーブルカー駅の清滝駅を目指します。
しばらく行くと蕎麦屋のような大きなトイレがありました(写真)。総二階建で、一階は女子専用、
二階は男子と女子用です。山の中でこんなに大きな公衆トイレは初めて見ました。
やはり多くの人が訪れる観光地として必要な大きさなのでしょう。驚きです。



1号路を歩いていて違和感を感じました。
人が多いのですが、我々のように登山靴にザックを背負っている人がいません。
稲荷山コースを歩いていた時は、皆山歩きの格好でしたのに、ここは普通に街の中です。



奥ノ院を経由し本社の前を下って行きます。



薬王院に到着です。
多くの観光客で一杯です。



境内のお土産屋も大賑わいです。
人が多く、観光地のお土産屋さんといった感じなので何も買いませんでした。



舗装路を下って行きます。
午後からは観光客もたくさん訪れます。



サル園・野草園の前を通過です。



リフト駅前に到着です。
ここでトイレ休憩をとり、リフト乗り場横のお土産屋さんでお饅頭を購入しました。
さて、出かけようかと思ったとき、雨が降ってきました。朝は日が出ていたのに空はどんよりです。
観光客の方の雨宿りのためお土産屋は人で一杯です。早く帰えろうとリフト乗り場も長蛇の列です。
しばらく待ってみましたが止む気配がないので、ザックカバーをして、折りたたみ傘を差して出発です。



雨で濡れた舗装路は滑るので注意しながら歩いて行きます。



1号路の終点、ケーブル駅前の広場横に到着です。
この辺りは紅葉が多く見応えのある場所です。



頭書の計画では下山後に昼食をとり、日帰り温泉へ向かう予定でしたが、雨の雨宿りも兼ねて
どこの店も人で一杯です。計画変更で日帰り温泉でも食べることができるのでそちらへ急ぎました。
なお、帰りは商店街を抜けて国道20号線甲州街道に出て左折し、川沿いに高尾山口駅(京王線)へ
向かいました。


川沿いの大きな紅葉です。雨の中濡れた紅葉が光を受け鮮やかです。



駅まではほんの1,2分で到着です。
駅前にある日帰り温泉「高尾の湯ふろッぴィ」行きの無料送迎バス乗り場に向かいました。
ここも多くの人で長い列ができていましたが何とか送迎バスに乗ることができ、温泉へ向かいました。
温泉に入ったあとは、無料送迎バスに乗り八王子駅前の居酒屋で一杯と今日最高の締めくくりが出来ました。
お疲れ様でした。



立ち寄り湯


高尾の湯ふろッぴィ】東京都八王子市狭間町1466-1
入浴料800円、無休、10時〜翌9時、Pあり、042-665-4126
一般的な大型の日帰り温泉施設です。ロケーションが悪く山歩きの帰りに訪れるには駅からの送迎バスが なければ不便な場所です。なお、送迎バスは高尾山口駅のほかにも八王子駅南口もあり、帰りに使わせていただきました。 げた箱に靴を入れ、その鍵をフロントに預けると脱衣場のロッカーキーを渡されます。なお、このロッカーの鍵の 番号で館内の支払いの清算を行うシステムです。利用料金は2時間までが800円、それ以上滞在する場合は1,800円 です。今回は入浴のあと八王子駅で一杯やることにしていましたので、2時間の800円をお願いしました。 脱衣場は広くロッカーはかなりの数があります。浴室も広く湯舟はサウナ、露天風呂を含め11の風呂があると案内にでていました。 洗い場も広く日曜日でも待つことなく利用できました。洗面台は広くドライヤーも備えてありました。 休息所を兼ねた大広間は二階にあり、食事のお店も2つありました。なお、大広間のステージではおじさんが一人 カラオケで熱唱していましたが、ハッキリ言って大迷惑でしょうね。当日はのぞいただけで利用はしませんでした。



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