日本人に生まれて良かったと
思うことの一つに温泉がある。

温泉入浴の中でも、
山行の後で入る立ち寄り湯は、また格別だ。

ゆっくりお湯に浸かり、
今日一日の行動を振り返ってみる。

よし、次は季節を変えてまた来るぞ。



東丹沢 西丹沢 北丹沢 箱根・富士 高尾・奥多摩

エリア 高尾・奥多摩に「芭蕉月待ちの湯(都留市)」をアップ


東丹沢

旅館福松(七沢温泉) 神奈川県厚木市七沢1751
インフォメーション 入浴料900円、Pあり、046-248-0324

車で日向薬師から薬師林道で七沢温泉を目指して進むと、最初にある旅館です。イノシシ料理の看板が目につきます。 露天風呂の文字もあり、今回はこの旅館の温泉に寄ることにしました。旅館横の駐車場に車を停め、玄関で日帰り温泉を お願いし、900円を支払います。露天風呂は玄関をあがった先を左へ進むと行き止まりになり、その先が露天風呂です。 男湯の暖簾をくぐると脱衣場と一体になっている露天風呂があります。露天風呂といっても屋根もあり、解放されて いるのは庭に面した一面だけでほとんど内湯のような感じです。湯舟は檜の六角形で露天風呂の雰囲気はあまりありません。 湯は熱くなく七沢温泉特有の強アルカリ泉特有のヌルヌル感はほとんど感じませんでした。洗い場は6か所あり、湯舟の 大きさからも5人程度でいっぱいになる広さです。

さざんか 神奈川県秦野市南矢名2-13-13
インフォメーション 入浴料700円(平日600円)、10時〜23時、Pあり、0463-78-0026

小田急線の東海大学前駅のすぐそばにある、日帰り天然温泉施設です。東海大学のキャンパスの近くですが、なかなか 場所が分からず、ちょっと苦労しました(カーナビがやたら狭い道を指示します)。数年前までは「丹沢湯彩ほたる」という名前でしたが、経営者が変わり再オープン した施設です。最近の日帰り温泉に比べ少し小じんまりした感じです。入口左手のげた箱に靴を入れ、自販機で入浴券を購入します。 受付で券を渡し、風呂へ向かいます。脱衣場は色々な大きさのロッカーがあり、山の帰りに寄っても、 大きなロッカーを使えばザックも入り便利です。ロッカーの数は168個あり十分な数と思えます。浴室に入ると大きな湯舟の他に サウナや電気風呂、泡ぶろなど、良くある日帰り温泉といった感じです。洗い場は30個あり待つことはないようです。 また、露天風呂もあり、ジャグジーも付いていました。なお、露天風呂は周りの囲いが高く、あまり眺めは良くありませんでした。 脱衣場には洗面台が3つあり、それぞれドライヤーが備え付けられおり便利でした。 施設には畳みの大広間はありませんが、食事処の他にマッサージやカットサロンもあり、若い人を意識した設備だなといった感じを受けました。

ここち湯 神奈川県相模原市南区大野台3-20-19
インフォメーション 入浴料750円(平日650円)、9時〜24時、Pあり、042(730)2680

国道16号線の大野台2丁目交差点近くにある源泉掛け流しの天然温泉です。相模原市内にあり駐車場も広い大きな日帰り温泉施設です。 中に入り、げた箱に靴を入れフロント横の自販機で入浴券を購入します。平日は650円ですが、土日祝は750円になります。入店して一階で目に つくのが広い食事処に加え、ヘアーカットサロンや足裏マッサージの店があることです。風呂場は二階にあります。大きな施設だけに脱衣用ロッカーは 142個(番号の一番大きい数字で判断)あります。浴室に入ると洗い場も30ヵ所あり待つようなことはありません。サウナはもちろん水ぶろやぬるめの湯のほかに、大きな 内湯と様々な風呂がありました。特にジェット噴流の風呂はマッサージ効果もありお気に入りです。露天風呂も何種類かあり、源泉掛け流しの湯は ここにありました。市内にある施設だけに車で多くのお客さんが訪れる施設です。

美登利園(飯山温泉) 神奈川県厚木市飯山5157
インフォメーション 入浴料1,000円(貸タオルか缶入りお茶をサービス)、10時〜15時、Pあり、046(241)2577

飯山温泉にある温泉旅館です。日帰り入浴も受け付けています。県道60号厚木清川線から細い脇道を進むと斜面右手 に建物があります。駐車場は道路を挟んだ左手に第一、第二駐車場があり、合計50台ほど駐車可能です。 入口で日帰り入浴を告げ、入浴料1,000円を払いますが、このとき無料で貸しタオルか缶入りのお茶(またはウーロン茶) を選択できます。自分はタオル持参でしたので、缶入りのお茶をいただき帰りの車で飲みました。お風呂はカギのかかる ロッカーがないので、貴重品はフロントで預かりますとのことで、貴重品を預けました。露天風呂へは案内をしていただき 建物の中を進み裏手の広場に男女別の露天風呂と家族風呂の3つの建物があります。それぞれ別棟で男風呂の入口を入ると 棚と脱衣用のかごがある脱衣スペースがあり、その先に湯煙りが上る露天風呂があります。洗い場(シャワー付き蛇口)は 3つあり、シャンプー、リンス、ボディーソープの3点セットがありました。露天風呂自体の広さは一度に10人程度利用でき そうですすが、当日は自分一人の貸切り状態でした。お湯はアルカリ単純泉でどちらかといえばぬるめのお湯で、天然石 に囲まれた野趣あふれる露天風呂です。なお、冬の時期の露天風呂は体を洗うときはかなり寒いことを覚悟しなければ なりません。内湯も利用可能ですが、その場合はいったん着替えて建物内に移動しなければなりません。

湯楽の里 神奈川県相模原市下九沢2385-1
インフォメーション 入浴料900円(平日700円)、9時〜24時、無休、Pあり、042(764)2626

最近できた日帰り温泉施設(スーパー銭湯)です。横浜から国道16号経由で413号沿いの道志を訪れる時に、裏道としてこの温泉がある 厚木城山線を通っています。道志渓谷で日帰りBBQを楽しんだ後などに利用しさっぱりして帰宅します。最近できた施設だけに 駐車場も広く、建物も大きい温泉です。看板には天然温泉かけ流しと出ています。街中に近いため訪れる人も多く、 5月のGWに訪れた時はかなりの混雑でした。入口で靴を下駄箱に入れ、その下駄箱のカギを受付に預けると、バーコードの付いた 番号札の腕輪を渡されます。施設での支払いはこのバーコードですべて済ませ、帰りに清算するシステムです。 脱衣所で服を脱ぎ、浴室へ向かいます。室内には湯船が5種類ありサウナも設置されています。洗い場もそれなりにあります (24口くらい)。新しい施設だけに露天風呂も広く立派なつくりです。脱衣場の横に別区画で洗面台やドライヤーなどの設備も整っており、 使い易い施設です。お風呂でさっぱりした後は、お食事処で食事を しましたが、このお食事処はセルフサービス方式で、テーブルのある部屋(エリア)は従業員が居ないため、後片付けがルーズで あったり長時間の利用者や子供が走り回るなど、落ち着いてゆっくりしたい人には不向きかもしれません。セルフのため食器は アルマイトで味やメニューも高速道路のサービスエリア程度です。温泉施設が立派なだけに、こちらはもう少し考えて欲しいものです。

ほの香 神奈川県厚木市林5丁目-8番-12号
インフォメーション 入浴料1,050円、サウナ利用他630円、10時〜24時、定休奇数月の第3木曜日、Pあり、046(296)4126

本厚木駅から車で7分ほどの場所にある街の中の日帰り天然温泉施設です。まだ新しく建物も綺麗でちょっと高級な日帰り 温泉でした。駐車場(200台)から階段を上って建物に入ります。右にある下駄箱に靴を入れ、フロントへ向かいます。 値段は1,680円と日帰り温泉としてはとても高い値段ですが、ここの売りである麦飯石サウナを利用せずに1時間のお風呂だけの 入浴であれば1,050円で利用できます。汗を流すだけなので1,050円のカラスの行水コースをお願いしてフロントでお金を払い、 下駄箱の鍵を預けると、浴室用のタオルとバスタオルが入ったメッシュの手提げを渡されます。今までの日帰り温泉では無い 初めての経験です。脱衣場も広く、ロッカーも木製の高級家具調で、高級感たっぷりです。ドライヤーはもちろん整髪料 や櫛、綿棒などもありホテルのようです。浴室に入ると室内には3つの湯船があり、一般のサウナも付いています。 洗い場は20位あり、一つひとつが隣との間に仕切りがあり、とても広くゆったり使えます。浴室内の円形階段を上がって 屋上に出ればそこは露天風呂が5つ有り、開放感に浸ってゆっくりと入浴ができました。山行帰りで汗を流すだけなら、 カラスの行水コースで十分でした。もちろん無料休憩所や食事処もあり、ゆっくりくつろぎたい方にもお奨めです。

湯花楽 神奈川県秦野市平沢295-2
インフォメーション 入浴料850円、10時〜翌1時、無休、Pあり、0463(84)4126

渋沢駅から2.5qほどにある入浴施設です。温泉ではなくスーパー銭湯です。山行帰りに汗を流し、同行者とくつろぐ には休憩所も広く料理も頼めもってこいの施設かもしれません。入口の自販機で850円(土・日料金)の入浴券を購入し 中へ入ります。施設の大きさに比例し風呂も大きく種類も沢山あります。内風呂はメインの大きな浴槽と寝湯、電気風呂、 泡風呂、サウナなどがあります。大きな浴槽は週代わりで入浴剤が変わり、今週はローズヒップビタミン湯ということで、 赤ワイン色した湯でした。当然露天風呂もありこちらも滝がある大きな浴槽と寝転び湯、壷風呂、ミルキー風呂など盛り だくさんです。室内の洗い場も数が多く、50ほどの洗い場があり混雑してもあまり待つことは無いように思えます。ここの 施設の特徴は浴室から通じている2階にあるサウナ施設です。3種類ありうち一つは冷たい施設で一時間に数回の割で雪が 降ってくるものです。子供は喜びそうですね。本当の温泉でなければという人には巨大な銭湯に過ぎませんが、汗を流し ゆっくりするには十分な施設です。

美ゆき旅館 神奈川県秦野市鶴巻北3-7-1
インフォメーション 入浴料1000円、11時〜19時、不定休、Pあり、0463(77)1230

鶴巻温泉にある旅館で日帰り温泉客も受け入れてくれます。東名高速道路わきにあり、なかなか探すのが難しい場所に ありました。街中にある木造の旅館といった趣の建物です。駐車場は入口脇に7,8台です。中に入り玄関右のカウンター で立ち寄り湯をお願いし、1,000円を払います。旅館の人に露天風呂への案内をしてもらい、旅館の敷地を進みますが、 この旅館は各部屋が離れになっており庭に点在するように配置されています。その庭の奥まったところに露天風呂の 暖簾がかかった入口の戸を開け入ります。さほど広くはありませんが旅館の規模から考えても立派なお風呂です。 脱衣場はロッカーが20〜30ほどあり、洗面台にはドライヤーや整髪料が完備されています。洗い場は5つあり、屋内の 湯船は5,6人でいっぱいになる程度の広さです。風呂は庭に面しておりそこには内湯より大きな露天風呂があり、こちら のほうがゆったりお湯に浸かることができます。空が見える露天風呂は開放感があって気持ちが良いものです。 先客が2名いましたが、途中で上がって一人で貸切になりました。なんでもここの湯はカルシウム含有量が世界一と いわれても、ピンとはきませんが、ゆったりできとても良いお湯でした。

弘法の里湯 神奈川県秦野市鶴巻北
インフォメーション 入浴料1000円、10時〜21時、毎週月曜日定休日(祝日の場合は翌平日)、Pあり(有料1回150円)、0463(69)2641

小田急線鶴巻温泉駅の直ぐ前。2001年に開設された秦野市営の日帰り温泉施設。 駅前のビルの間にある。駐車場はあるが20台程度で常時満車状態だが、近くの有料駐車場を利用するといい。 建物は間口が小さく見えるが、かなり大きい。きれいで立派な施設だ。今まで利用した日帰り温泉の中で一番豪華だ。 ホテルのような受付で入浴券を自販機で購入し、下駄箱の鍵を預ける。きれいで広い廊下を進み風呂場へ向かう。
脱衣場はそれほど広くはない。浴室は大きな湯船とサウナ室があり、洗い場は14個ある。外の露天風呂は、 屋根が付き、外から見えないように囲いがされているので、開放感はあまりない。お湯はぬるめで、無色透明のやわらかい感じだ。 訪れた時間が12時過ぎだったので、駐車場に車も停められた。浴室もすいており、ゆったり湯船に浸かり疲れを癒す。 込み合う時間を外すとこんなにもゆっくりできるのかと、改めて思う。
一階には蕎麦屋があり、湯上りに冷やし狸そばを食べる。お客は最初は自分一人であった。2階にも軽食やビール、 つまみ等が頼める店がある。大広間にテーブルが置いてあり、無料休憩所なっている。ここもまだお客さんは少なかった。
新宿から近い温泉として人気があるのもうなづける。

七沢荘 神奈川県厚木市七沢
インフォメーション 入浴料1,000円、8時から21時、無休、Pあり、0462(48)0236

国道246号線から七沢方面へ。駐車場は3ヶ所で200台と広い。美肌の湯として知られるアルカリ泉質。
都心に近い厚木だが、本格的天然温泉だそうだ。 七沢温泉街の入口に旅館の案内図があり、七沢荘は温泉街の一番奥にある。七沢荘横の駐車場は50台位停められる大きな駐車場 ながら既に満車なので、その奥の一段高くなった駐車場に停める。見るとその横の一段下がった奥にも広い駐車場がある。 合計で200台とあるが、そんなに人が訪れるのかなと単純な疑問。
入口の引き戸の前に大型犬(レトリバー)が昼寝をしている。犬が苦手な人は怖くて入れないだろうにと思いつつ、中に入って 1,000円の料金を払う。日帰り客は露天風呂のみ利用できるので露天風呂の表示に従って進む。施設は大きく、宿泊所や宴会場の横を 通って進む。露天風呂入り口の横には足湯もあった。 露天風呂の入り口は3ヶ所あるがどの入口から入っても中でつながっている。 脱衣所もそれぞれの入り口の横にある。湯船は4つあり広いが、 洗い場も露天にあるので、頭や体を洗っているうちに体が冷えてきて、冬場は寒い。 ゆっく湯に浸かり温まる。肌がつるつる、ぬるぬるする湯だ。

玉翠楼 神奈川県厚木市七沢2607
インフォメーション 入浴料1000円、11時〜16時、不定休、Pあり(無料)、0462-48-0011

国道246号線から七沢温泉へ向かいます。七沢温泉の看板が目立つようになったら、広沢寺(こうたくじ)温泉入口で左折します。 道なりに2kmほど走ると広沢寺温泉に着きます。道路左に観光協会の広い無料駐車場があり、川を挟んだ反対側にあります。
歴史のある温泉宿らしい建物です。昭和初期の小田急開通と同時期に誕生したそうです。静かな地にたたずむ建物は当時のモダンな雰囲気が 偲ばれるレトロな造りを感じます。敷地内は8台程度駐車が可能です。歴史がある温泉旅館の証拠に敷地内に路線バスの停留所がありました。
日帰り入浴は露天風呂のみで、入口で千円を払い、ホールを抜け、内庭にある池に架かる赤い小さな橋を渡った、その先に露天風呂の 入口がありました。中に入ると屋根のついた脱衣場があり、その横が岩風呂の露天風呂です。先客一人と入れ違いで貸切となりました。 ぬるくもなく、ゆっくり手足を伸ばし湯に浸りました。アルカリ性が強く肌がぬるぬるする湯質です。洗い場は3つで、さほど広くはありません。
冬場は風が吹くと露天風呂は寒くて大変ですが、当日は風も無く、外で体を洗ってもさほど寒い思いはしませんでした。まさにひなびた 温泉旅館の風情を楽しめました。

鳥松湯 神奈川県伊勢原市上粕屋
インフォメーション 入浴料1,000円、11時から21時(平日20時)、火曜日定休、Pあり、0463(95)1502

伊勢原温泉の入浴施設。横浜のランドマークタワーが一望できる高台に建つ。展望風呂からは湘南の夜景が眺められるそうだ (日中なので分からなかった)。
大山から伊勢原市街に向っての一本道の左手にある。途中に幾つか大きな案内看板があるので、それに従って進めば到着する。 写真の正面入口は農家風で小さく見えるが、右手斜面にあるいくつもの建物からなる、大きな施設だ。露天風呂は施設の一番奥にある。 途中の宴会場やレストランそして内風呂の脇を通って進み、露天風呂と表示のある戸を開ける。湯船は一つで岩風呂風になっている。 脱衣場も露天風呂の中にある板で囲まれた小さなスペースだ。3人一緒に着替えはできない程度の広さだ。誰もいない。 風が吹き込んで寒くないように前面がビニールで囲ってある。露天風呂というより工事現場の風呂のような感じだ。 標高が高いので、湯に浸りながら、前方に東名高速、その先に伊勢原市街地が見える。夜間は横浜のランドマーク タワーや湘南の夜景がきれいだとか。昼はいまいちか。

リッチランド 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷
インフォメーション 入浴料650円、10時から19時30分、第1・3水曜日定休、Pあり、0462(88)1031

国道246号線の県立病院前の信号を右折して、飯山温泉方面へ向う県道60号線に入る。 そのまま道なりに進み、飯山温泉を抜け、尾崎の信号を経由して宮ヶ瀬湖を目指す。 宮ヶ瀬湖手前の右側にリッチランドの看板がり、右折し道なりに2kmほど進んだ先にある。
建物前の道路を挟んで舗装された広い駐車場がある。その道路から階段を登ってリッチランドの建物に入る。 一般の住宅のような感じの建物だ。受付で入浴料金を払うと、無料で貸ロッカーの鍵を貸してくれる。 (なお、入浴料は650円だが、休憩所を利用すると700円だ) いったん建物の右横から外に出て、前の林道を横切ると別棟の露天風呂がある。
露天風呂は「周山」と名付けられており、立派なたたずまいだ。玄関の上がり口も広く、脱衣場も広い。 扉を開け露天風呂に出ると湯船は3つあり広い。洗い場は三方を簡単な板で囲まれ蛇口は3つで、かなり狭い。 すでに先客グループ3人が湯に入っていた。20代の若者だ。ビールを飲みながらおしゃべりしている。 気持ちよさそうだ。 湯は斜面に沿って3つある湯船の一番高い浴槽の横から出ており、その3つの湯船はつながっているので、湯は下の湯船に 流れていくようにできている。よって下に行けば行くほどぬるくなる。 森が見え雰囲気の良い静かな露天風呂だ。

清川村ふれあいセンター別所の湯 神奈川県愛甲郡清川村煤ヶ谷1619
インフォメーション 入浴料700円、10時から21時、月曜日定休(祝日の場合翌日)、Pあり、046-288-3900

煤ヶ谷のバス停から国道246号線方面へ2qほど戻った、別所温泉にある日帰り温泉。ここは公営の立ち寄り湯ですが、本当の温泉では ありません。清川の源流(地下水)を使用した沸かし湯で運営している、ユニークな温泉(?)です。公営なだけに 別の温泉脈を掘るのは他の温泉に影響があってはいけないとの方針です。 施設は公営なだけに立派です。駐車場も建物の前がいっぱいならその下に3ヵ所あり、かなりの台数が駐車可能です。入口の自販機で入浴券 700円(3時間)を購入し、受付に向かうと入浴券は帰りに渡してくださいと言われました。風呂は階段を降りて地下に行く感じですが、 どうやら斜面に建物が建っているようです。脱衣場へ入ると、中は広くロッカーも大きくて使い勝手が良いです。 お風呂場は岩風呂で広く、ゆったりした感じを受けます。浴槽は大きなものが一つと、小さな水風呂にサウナもあります。露天風呂も ありますが、こちらは小さく2,3人でいっぱいです。窓の外は一面林の中で、とても気持ちのよいロケーションです。 室内の洗い場は7ヵ所と混雑時には足りないかもしれません。天然温泉と異なりお湯は沸かし湯なので、湯が硬く感じられました。 しかし、汗をかいた後の風呂はまた格別なものです。






西丹沢

せせらぎ山荘 神奈川県松田町寄1352番地
インフォメーション 入浴料525円、10時から17時、木曜日定休、Pあり、0465(89)2674

国道246号線から寄の信号を右折し、寄自然休養村への途中の左に入った場所にある民宿です。幹線道路からは生垣に寄温泉の看板と屋根に描かれ た文字が目印です。一見大きな農家の庭のような駐車場に車を入れ、建物の裏庭から入りました。奥にいた民宿の方に日帰り温泉を告げ525円を払い、 別棟の温泉入口に向かいます。入口は男女別ののれんが下がっており、結構大きな温泉です。脱衣場も広く一度に10人程度は問題なく入れそうです。 建物は木の香が漂い、内風呂は大きな浴槽が一つで露天風呂はありません。お湯はさらさらした透明の湯です。貸し切りの温泉で今日一日の汗を流し、 身も心もさっぱりしました。

ぶなの湯 神奈川県足柄上郡山北町中川
インフォメーション 入浴料2時間700円、10時から18時(土・日・祝日は19時)、水曜日定休、Pあり、0465(78)3090

信玄の隠し湯中川温泉にある、公立の温泉施設。中川川の川岸にあり眺めが良い。
広い駐車場は相変わらず満車状態だ。玄関を入り、入り口で入浴券2時間700円を自販機で購入する。靴は右側の靴箱に入れる。 入り口で、係りのおばさんに入浴券にゴム印を押してもらう。その時、帰りにこの券を出してくださいねと言われる。
奥の風呂場に向かう。脱衣場の中には無料の貴重品BOXがあり、財布や時計を入れる。広さはそんなに広いとは感じない。 洗面は広く、ドライヤーも置いてある。浴室に入ると、変形の浴槽がある。あまり広くはない。5人も入ると一杯と感じる ぐらいのスペースだ。洗い場も5つしかない。空いていれば問題はないが、込んだらチョッとといった感じだ。男女の湯は 3日づつで交代していると掲示されていた。 お湯は自分にとってちょうど良い熱さだった。無色無臭の湯で、アルカリ性が強いそうだ。 露天風呂もある。ここは内湯と同じ位の広さで5人ほど入ると一杯だ。屋根がついているので、あまり開放感はない。
ロビーにはお土産コーナーもあり、2階の休憩所は中川川の眺めも良い。駐車場が一杯でもお風呂に入っている人は 少ないようで2階でくつろいでいる人が多いようだ。

小山町健康福祉会館 静岡県小山町小山75−7番地
インフォメーション 入浴料2時間300円、9時から21時半、月曜日定休(祝日のときは翌日)、Pあり、0550-76-6666

JR御殿場線駿河小山駅5分のところにある小山町立の福利厚生施設です。れっきとした天然温泉です。二つの建物に見えますが中央が吹き抜けになっており 、おおきな一つの建物です。建物施設は役所そのもので、その3階に立ち寄り湯が併設されているといった感じです。訪れたのが休日のため役所の窓口 はすべて電気が消え、事務室が暗い前を通ってエレベータで3階へ上がります。3階に上がると幼児用のプレイルームのような施設の右側が温泉施設に なっており、入口脇の入浴券自販機で2時間300円の券を購入しました。浴場入口で靴を下駄箱に入れ、青い暖簾が掛かっている男湯に向かいます。 脱衣ロッカーは8個3段で24個あり、こじんまりした広さです(建物が大きかったのでそのように感じました)。中は天井が高く、広さに比べのびのび した感じです。湯舟は室内のみで露天風呂はありません。大浴槽のほかには2人が入れる打たせ湯と圧注湯があります。洗い場は8口あり、当日は人も 少なくゆっくりと入浴ができました。300円で贅沢は言えませんがボディシャンプーは備え付けがありますが、ヘアーシャンプーは置いてありません。 脱衣場には備え付けのドライヤーもあり、値段を考えるとお得な施設です。反面、まさに役所の風呂に入っているといった感じで、温泉の情緒はありません。 なお、一般的な日帰り温泉施設同様に50人が入れる大広間の休憩室があり、大型TVと長机がたくさんあり、多くの人が思い思いに休憩していました。







北丹沢

道志の湯 山梨県南都留郡道志村
インフォメーション 入浴料2時間500円、10時から21時(10月〜3月20時)、火曜日定休、Pあり、0554(52)2384

413号線沿い道志温泉への案内があり、そこを右折(相模原方面から山中湖方面の場合)し、 案内に従ってしばらく走った左側にある。建物は小さな民家風の建物だ。今日は建物前の駐車場に停められたが、 満車の場合は先に第2駐車場の案内が出ている。
中に入って自販機で2時間500円の入場券を買う。時間が印字されており、帰りに券を確認するので出してくれと 言われる。しかし、500円は安い、やっぱり公営の施設だ。民間では安くて700円、高いと1,000円はする。 風呂はさほど広くはない。大きな湯船が一つと、4,5個の洗い場があり、奥にはガラスで仕切られた洗い場だけの スペースがある。これなら湯船に浸かっていても洗い場の湯がかからず安心だ。 その横には扉があり、そこから露天風呂へ出られる。 岩風呂で広さは4,5人が入ると一杯だ。露天風呂の湯はぬるい。屋根が付いているのであまり開放感はない。 12時に入ったので、あまり混んではいなかった。ブナの湯や石割の湯の観光客で一杯の状況を想像していたので かなりイメージが違った。
風呂から出て、畳の広い休憩所を覗いてみると地元の人たちで一杯だ。多くの人たちが料理や飲み物を持参し、 それぞれ長テーブルでくつろいでいる。そこでは、料理も頼めるのでメニューで蕎麦を探すが、うどんしかない。 山菜うどん500円を頼む。良心的な値段だ。出てきたうどんは手打ちのようだ。うまいというより素朴な歯ざわりの 食感だ。つゆが熱いのが気にいった。こういうところの麺類はつゆがぬるいのが多いが、これだけで満足してしまう。 玄関前のコーナーには地元の名産品やお土産が置いてある。手作りの草もち(大きな3個入り)を399円で買って 帰路につく。

紅椿の湯 山梨県南都留郡道志村
インフォメーション 入浴料3時間1,000円、10時から21時(10月〜3月20時)、無休、Pあり、0554(20)4500

413号線を入口の案内に従い左折(山中湖方面へ向かって)し、しばらく道なりに進んだ先にある、大きな温泉施設だ。 道すがら駐車場が見える。3階建ての立体駐車場で、かなりの台数が停められる。 訪れたときはゴールデンウィーク中であり、かなりの混雑を覚悟して行ったが、駐車場は各階に2,3台の空きがあり、 待ち時間無く停められた。 駐車場から100mほど歩いて建物に着く。中に入ると広いロビーに人が沢山いる。 入浴券を自販機で買う。靴を下駄箱に入れ、受付で下駄箱の鍵と入浴券を渡すと脱衣場のロッカーキーを引き換えに 渡してくれる。 新しい温泉施設であり脱衣場や洗面台は広くて立派だ。浴槽は大きな物が2つ(ぬるめと熱め)と小さな水風呂と サウナ室、それに露天風呂がある。風呂場も広いので、混雑というほどではないが、体を洗うには洗い場が空くのを数分 待つような状況だ。洗い場は入口左にあり、かなりの人(20人位)が同時に利用できる。露天風呂はあまり開放感は ない。 出た後、休憩室をのぞいてみるが、畳の大広間は人で一杯だ。食事や飲み物など軽食を頼めるようになっているが、 あまりゆっくりできそうも無いので、今回は自販機で地元の牛乳を買って飲んだ。 多くの人が訪れるが、施設が大きいのでそんなに混むという感じは受けなかった。良い感じの温泉施設であった。

いやしの湯 神奈川県相模原市津久井町青根807-2
インフォメーション 入浴料3時間600円、10時から21時(12月〜3月20時)、毎週火曜日定休(休日の場合翌日)、Pあり、042(787)2288

国道413号線から20号線へ抜ける山北藤野線沿いの、緑の休暇村の中にある日帰り天然温泉です。建物は広い敷地に平屋で大きく 、その建物の前が区画された広い駐車場になっています。緑の休暇村はキャンプ場やテニスコートなどを備えたリクレーション 施設ですが、この温泉施設は最近オープンされた日帰り温泉です。入口の自販機で入浴券600円(3時間)を購入し 下駄箱に靴を入れ、受付に向かうと入浴券は帰りに渡してくださいと言われる。受付の前はとても広い畳の休憩所になっており、 食事が出来るようになっています。その横を通り脱衣場へ向かうと、中は広くロッカーも大きくて使い勝手が良いです。 お風呂場も建物に比例し大変広く天井も高いことから、とてもゆったりした感じを受けます。 浴槽もとても大きく気持ちのよいお湯です。室内には他に円形の源泉風呂とサウナがあり、当然露天風呂もあります。 かなり広い露天風呂の敷地にやはり屋根の付いた大きな露天風呂があります。とにかく敷地が広いのでなにもかもゆったり感じます。 室内の洗い場も17ヵ所あり、並ぶこともなく利用できました。






箱根・富士

ゆとろ嵯峨沢の湯 神奈川県足柄郡湯河原町吉浜1191
インフォメーション 入浴料1,050円、9時30分から22時、木曜日定休、Pあり、0465(62)2688

施設前の道路を挟んだ右側に未舗装で50〜60台停められる広い駐車場があります。この駐車場の規模から想像し温泉施設はもっと大きく 、いまどきの大型施設を想像していましたが、老舗の割とこじんまりした日帰り温泉施設です。入口右のコイン式下駄箱(50円で鍵を 開けると戻る)に靴を入れ、その前にあるフロントで入浴券一人1,050円を購入します。浴室はフロントの横と少し離れた先にあり、この日 は先にある浴室が男性用でした。
中に入るとコイン式のロッカー(100円で戻るタイプ)が5段13列65人分ありますが、更衣室はあまり広くはありません(どちらかといえば 狭いほうです)。洗面台は2つで、ドライヤーはあります。引き戸を開け浴室に入ると変形の三角形の湯船がありますが、割と小さく大人4人 程度で丁度良い大きさです。洗い場は6つで混み合ってくると待つような状況です。ここの売りは大きな露天風呂のようです。室内の浴槽に 比べかなり大きな岩風呂で、こちらのほうがゆっくりと湯に浸かれます。露天風呂なので風が吹くと寒いのですが、横には打たせ湯の滝と 洞窟風の風呂もあり、この中に入ると湯気で満たされ寒くはありません。湯質はアルカリ泉で、入った後は肌がつるつるになります。 無料休憩所のほかに食事処も1階と2階にあり、今回は2階で食事をとりました。斜面に建っているため窓からは湯河原の町並みと相模湾が 良く望め、落ち着いて明るい食事処です。なお、別料金で施設の個室休憩所を利用することもできます。

湯遊の里南甫園 神奈川県足柄郡箱根町仙石原934
インフォメーション 入浴料1,000円、10時から19時、水曜日定休、Pあり、0460(84)8591

仙石原の箱根湿生花園そばにある、こじんまりした平屋建ての和風施設です。建物前が駐車場(20台程度)になっており、一見すると高級レストラン 風です(実際にレストラン併設です)。道路に面した塀沿いに日帰り温泉ののぼりが何本かあり、それとわかります。入口を入ると 正面がレストランで、日帰り入浴の受付は右の奥にあります。そこで入浴料1,000円を払い、下駄箱へ向かいます。下駄箱には鍵がなく 、空いている場所に適当に入れます。浴室へは廊下を進み、男性用のさらに奥が女性用になっています。脱衣場は鍵の付いた100円の ロッカー式が20個、オープンな棚式が12人分程度で、洗面台は4つ有り、ドライヤーは2ヵ所にあります。浴室へはガラス戸を開け入りますが、 室内には大きな浴槽と壁で仕切られた洗い場がその横にあります。洗い場は7つ程度で浴槽の広さに応じた数といった感じです。 サウナは無く、浴室の引き戸から横にある岩風呂の露天風呂に入れます。岩の上にかけ流しの湯であると書かれた紙が貼ってありました。 なお、室内の湯は透明でしたが、外の露天風呂は白濁した湯でした。白濁した湯が本物の温泉なら室内の湯は何なのだろうと 思ってしまいました。もしかしたら引いてくる場所が違うのかもしれません。歴史のある、それでいておしゃれで落ち着いた静かな温泉 施設です。

石割の湯 山梨県南都留郡山中湖村平野
インフォメーション 入浴料700円、10時から21時、木曜日定休(7〜8月及び祭日を除く)、Pあり、0555(20)3355

96年オープンの村営の日帰り温泉。木を使ったドーム形式の施設。
山中湖の平野から413号線で数分。左に入り直ぐある(道志方面413号線からは平野の手前右へ入り直ぐ)。 観光地山中湖に近く、また周りはテニス、サッカー、ラグビーなどグランドが沢山あり、合宿など人が多い場所にある。 駐車場は広く横の第一駐車場、前の第2駐車場、そして第3駐車場まであり各駐車場ともかなり広い。しかし込むときは 第3駐車場まで車で埋まる。このようなときの混みようは尋常ではなく、洗い場の確保に何分も並ばなければならないときもざら。
過去に何回か来ていたが、今回が一番空いていた。各湯船に5,6人が入る程度(湯船は露天風呂2、内風呂2、寝湯、サウナ) で洗い場も空きが出てる程度であった。お湯はぬるめでゆっくり浸かることができた。 館内は広く無料の畳の休憩室が2つに、軽食コーナーがある。そして入り口ロビーにはお土産コーナーもある。

宮城野温泉会館 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野
インフォメーション 入浴料650円、10時から21時、木曜日定休(祝日の場合は翌日)、Pあり、0460(2)1800

138号線沿いにある、宮城野バス停手前の早川の支流の火打沢にかかる下川原橋を渡った先にある。
公営の温泉施設であり、外観もいかにも会館といった趣だ。横には広い駐車場がある。 入り口で、自販機で入浴券を買う。地元以外の人は650円だ(地元の人は100円)。2階には大広間がある。
入り口で半券を渡し、靴を下駄箱に入れる。風呂は右手に入ってすぐだ。脱衣場はあまり広くはない。コインロッカーと 籠の脱衣棚がある。洗面台は2,3人程度だ。湯船もあまり広くはない。一度に4人程度で一杯の感じだ。 お湯は結構熱く、しょっぱい湯であった。出たときに成分表を見たら、塩分とカルシウムが多く含まれている。 洗い場は大きさに比例して4つ。
外に露天風呂のような風呂がある。ようなというのは、周りが高さ2mくらいの 壁で囲われており、屋根と壁の上が葦のようなもので覆われているのだ。こちらは広い。内湯の4倍くらいの広さがある。 それに、洗い場が一つあり、中が一杯であればこちらも使える。外湯だけにお湯はぬるめであった。 まさに地方の公営浴場施設といった感じで、個人的には好みでありよかった。

勘太郎の湯 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野923
インフォメーション 入浴料1,000円、平日10時〜19時、土・日・祝10時〜20時 毎週金曜日定休(祝日は営業)、Pあり、0460-2-4477

国道138号線の宮城野バス停から早川を挟んで対岸にある日帰り天然温泉です。建物の下が駐車場ですが、台数が少なのいので満車 の場合は第2駐車場がありますので、そちらも利用できます。二階の入口から入ると、右に下駄箱がありロビーで1000円を払います。 脱衣場はあまり広くはありません。湯船は室内と岩作りの露天風呂が一づつあり、そのほかに男女週替りの露天大理石風呂がありますが、 当日は女性用で入ることは出来ませんでした。室内と露天風呂とも大きくゆったり入ることができます。お湯は丁度良い湯加減でした。 洗い場は6つ位で混んでいるときには、待たなくてはならないかもしれません。当日は数人の利用客でゆっくりお湯を楽しめました。 洗い場のシャワーと蛇口の湯はチョロチョロといった感じで、一般的にある浴場のようには出てきません。パンフレットを見ると、 湧き出してきた湯を湯船に24時間あふれ注ぎいっさい循環させることなく使う「かけ流しの湯」をはじめ、シャワーや上がり湯も 全て自家源泉100%の天然温泉と出ていました。
お風呂から上がると、横に食事処がありますが、入口から人があふれています。皆さん、WBC(ワールドベースボールクラシック)の 決勝戦、王ジャパン対キューバ戦を店内のTVで観戦しているのです。お店のテーブルも満席、床に座っている人もいます。当然立ち見も おります。テーブルの人を見ると全員何も頼んでいません。なんと全員が注文もせずTV観戦だけしているのです。でも今日は特別で お店の人も暗黙の了解のもと観戦です。で、結果はご存知のように王ジャパンがWBC初代王者に輝きました。その瞬間、歓声と 拍手が沸き起こり、同じ喜びを見ず知らずの人たちと分かち合いました。感激!!。おめでとう王ジャパン!!。やったぜ日本!!

紅富士の湯 山梨県南都留郡山中湖村山中
インフォメーション 入浴料700円、10時から21時、毎週火日定休日(7,8月、祝日を除く)、Pあり、0555-20-2700

山中湖畔沿いの138号線交差点明神前から富士吉田方面へ向かって直ぐにある。ここは平野にある石割の湯と姉妹温泉で、 地元の公営日帰り温泉だ。
かなり大きな温泉施設で駐車場も広い。入口脇に自販機があり、ここで入浴券700円を購入して中に入る。建物は非常に大きく、 中に入ると下駄箱に靴を入れ、ロビー受付で入浴券を出す。一階はお土産売り場や売店などがあり、お風呂は2階にある。 この手の施設で風呂場が2階にあるのは初めてだ。風呂もかなり広く、脱衣場から浴室に入るとあまりの大きさにちょっとビックリ する。内湯は3つあり、内一つはかなり大きい。洗い場も4列30個位あり、並ぶことは無く利用できる。最高なのは風呂の正面に 大きな富士山がデンと見えるのだ。そして露天風呂もかなりの広さだ。岩風呂と檜の風呂が二つあり、それぞれ数十人はいっぺんに 入れる大きさがある。とにかく富士山を見ながら、ゆっくり体が癒せる最高のロケーションだ。

御殿場市温泉会館 静岡県御殿場市深沢2160−1
インフォメーション 入浴料500円、10時から20時、毎週月曜日定休日(祝日の場合翌日)、Pあり、0550-83-3303

東名高速自動車道御殿場ICから国道138号線を箱根方面へ5分。建物の前の駐車場が満車の場合は少し戻ったところに第二駐車場 があります。外観はこじんまりしており、入口には登山おつかれさまでしたと看板が出ているなど、登山客が多く訪れる温泉です。 入口の自販機で入浴券2時間500円を購入し、靴を下駄箱へ入れ、中に入ります。入浴券は帰りに受付へ出すシステムです。そのまま 脱衣場に行くと、ザックを持った人がかなりいました。浴室はあまり広くはありませんが、造りがユニークです。内風呂は一つですが、 窓が総ガラスで出窓になっているのです。まるで湯船の先が外にある露天風呂のような感じです。特に素晴らしいのが湯船からの 眺めです。ガラスの正面には麓まで見える富士山がデンとあるのです。これだけで最高です。 洗い場は風呂の大きさに比べ多く、左右合計で14箇所もあります。当然、施設は温泉のほかに広い休憩所や個室の休憩所があり、 地元の人たちも多く訪れていました。






高尾・奥多摩

芭蕉月待ちの湯(都留市) 山梨県都留市戸沢874
インフォメーション 入浴料710円、月曜日休み、10時〜21時、Pあり、 0554-46-1126

山あいにある広大な自然に囲まれた森林公園内の施設。周りには広い運動場もある。 最近よく見かける地域の温泉施設です。内風呂はジェットバス、寝湯、泡ぶろなど一通り整っています。 露天ぶろは広大な庭の中に東屋風な作りで、扉を出て少し歩いた先にあります。 庭の芝生と四季折々の花と周りの山々に囲まれ、自然の中の露天風呂 といった感じです。湯舟も岩風呂で気持ちの良いお湯でした。 地元の人がメインですが、人も少なくゆっくりお風呂を楽しめました。 休憩所やお土産コーナーもある日帰り温泉です。

高尾の湯ふろッぴィ 東京都八王子市狭間町1466-1
インフォメーション 入浴料800円、無休、10時〜翌9時、Pあり、無料送迎バスあり 042-665-4126

一般的な大型の日帰り温泉施設です。ロケーションが悪く山歩きの帰りに訪れるには駅からの送迎バスが なければ不便な場所です。なお、送迎バスは高尾山口駅のほかにも八王子駅南口もあり、帰りに使わせていただきました。 げた箱に靴を入れ、その鍵をフロントに預けると脱衣場のロッカーキーを渡されます。なお、このロッカーの鍵の 番号で館内の支払いの清算を行うシステムです。利用料金は2時間までが800円、それ以上滞在する場合は1,800円 です。今回は入浴のあと八王子駅で一杯やることにしていましたので、2時間の800円をお願いしました。 脱衣場は広くロッカーはかなりの数があります。浴室も広く湯舟はサウナ、露天風呂を含め11の風呂があると案内にでていました。 洗い場も広く日曜日でも待つことなく利用できました。洗面台は広くドライヤーも備えてありました。 休息所を兼ねた大広間は二階にあり、食事のお店も2つありました。なお、大広間のステージではおじさんが一人 カラオケで熱唱していましたが、ハッキリ言って大迷惑でしょうね。当日はのぞいただけで利用はしませんでした。

秋山ネスパ(秋山温泉) 山梨県上野原市秋山2210
インフォメーション 入浴料800円、無休、10時〜21時、Pあり、0554-56-2611

源泉掛け流しが売りの秋山温泉ネスパです。山間部にありアクセスは不便です。 師の施設として運営されており、温泉プールを併設したスパリゾートといった感じです。入口で靴を100円が戻る ロッカーに入れ、受付で入浴料800円とともに靴ロッカー鍵と引き換えに脱衣ロッカーの鍵を渡されます。 脱衣場は温水プール利用者と兼用のため割と大きめのロッカーで数も多くあります。風呂場の洗い場は13個あり シャンプーとボディソープが備え付けてあります。温泉は全て掛け流しということで、メインの浴槽はぬるめで 長時間入ることができます。露天風呂も源泉掛け流しでこちらは若干温かくなっています。脱衣所には洗面台が 4つあり、備え付けのドライヤーも3台(無料)ありました。休憩所やお土産コーナーもあり、一般的な日帰り温泉です。

東尾垂の湯 神奈川県相模原市藤野町牧野8114−2
インフォメーション 入浴料850円(4時間)、10時から21時、年中無休、Pあり、042-689-2360

源泉掛け流し100%の表示が目につく日帰り温泉です。同温泉はリハビリの一環に温泉療養を取り入れた療養施設の ふじの温泉病院なごみの里の横に一般客向けに建てられており、その効用は実証済みです。建物前には第一駐車場と 第二駐車場があり、その横に第三駐車場があります。当日は第一駐車場が満車で、 その並びの第二駐車場へ停めました。建物は一部2階建てですが一見平屋で、和風のたたずまいです。入口で靴をげた箱へいれ、 自販機で850円の入浴券を購入します。フロントへ入浴券とげた箱のカギを預けると、脱衣場のロッカーキーとともに、タオルと 湯上り用バスタオルを渡されます。今までの日帰り温泉で、無料でタオルとバスタオルを貸し出すところは初めてです。感激ものです。 脱衣場も広く、各洗面台にはドライヤーとヘアーブラシ、綿棒がおかれていました。ヘアーブラシは共用でしたので利用しませんでした が、設備が整った施設です。浴室は大きな浴槽とジェットバスとミストサウナがあり、大きな露天風呂もあります。洗い場も12ヵ所あり それぞれゆったりしたスペースが確保されています。建物には無料休憩スペースのほかに簡単な食事処やお土産売り場もあり、多くの 利用者で賑わっていました。

藤野やまなみ温泉 神奈川県津久井郡藤野町牧野4225−1
インフォメーション 入浴料600円(3時間)、10時から22時、水曜休み(祝日は翌日)、Pあり、042-686-8073

相模湖に近い藤野町営の日帰り温泉施設です。相模湖から道志に抜ける県道の途中にあり、周りは山に囲まれ、まさにやまなみ温泉 といった風情の丘の上にありました。入口で靴を下駄箱に入れ、上がった先に自販機で入浴券を購入します。建物は天井が高く、 窓も大きくて自然の光が入り明るい印象の建物です。広い無料休憩場もあり、軽食も注文できます。今日の男湯は右側 でしたが一週間ごとに男湯と女湯を入れ替えているようです。脱衣場に入ると無料のロッカーが126個あり、スペースも十分です。 洗面台は4つあり、ドライヤーも2ヵ所設置されていました。浴室に入ると、右に大きな内湯と正面に丸い小ぶりの湯船があります。 左手には水風呂とサウナがあります。洗い場は浴室の2辺に17ヵ所並んであり十分な数のように思えました。露天風呂も広く、 周りに高い山や遮蔽物がなく開放的な雰囲気です。なお、室内の丸い小ぶりな湯船が源泉の湯ということで、たくさんの人がゆったり じっくり入浴していました。他の湯は源泉が41度ということで加熱しているようです。当日は平日ということもあり、地元の お年寄りが多く訪れていました。やわらかい湯でさっぱりして帰途につきました。

旅館姫谷(陣馬の湯) 神奈川県相模原市藤野町栃谷1846
インフォメーション 入浴料1,000円、8時から20時、年中無休、Pあり、0426-87-2736

駐車した陣馬の湯(栃谷温泉)傍には2軒の旅館があり、日帰り温泉客を受け入れてくれます。1軒は陣渓園(850円)で他は 姫谷(1,000円)です。陣渓園は男女別の大浴場、姫谷は男女交代で使う浴室で露天風呂があります。どちらに入ろうか悩みながら 下ってきましたが、露天風呂にひかれて姫谷へ向かいました。旅館の入口で日帰り温泉を告げ、1000円を支払いました。風呂は旅館の ロビー(といっても規模に比例して小さな部屋)を通り、いったん裏へ出て右手に進むと風呂(岩風呂)があります。広さは25坪と旅館 の規模に比し大きな浴室です。湯船は室内に2つありますが大きな方の湯船でも4人程度で一杯です。他に小さなつぼ風呂(一人用)がありま したが湯が抜かれて入れませんでした。脱衣場には鉱泉温泉と表示がありました。お風呂は決して立派とはいえません。 蛇口は5つありますが2つは使用できなく、さらに生活感が感じられ雰囲気は家庭のお風呂の延長のような感じがします。 外に面したガラス扉を開けると後から増設した露天風呂があります。露天風呂は相模川にそそぐ栃谷川を望みなかなか眺めは良く、山桜を 見ながら青空のした露天風呂を楽しみました。






湯田中渋温泉郷(信州) 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
インフォメーション 渋温泉宿泊客、6時から22時(渋温泉旅館組合)、0269-33-2921

渋温泉の売り(楽しみ)は地元の人が毎日利用する外湯(共同浴場)が九つあり、昔から大切に 守られてきた外湯を渋温泉に宿泊する客にも開放し、渋の湯の恵みを楽しめる「九湯めぐり(厄除 巡浴外湯めぐり)」です。この外湯めぐりとはそれぞれ源泉や効能が異なる外湯を、祈願手拭いに スタンプを押しながら湯をめぐるものです。九湯の名前の入った祈願手拭いを300円で購入し、 各湯に備え付けのスタンプを祈願手拭いに押し、最後に温泉街を見下ろす「渋高薬師」へ参詣して 印受すれば満願成就です。九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿の後利益があるといわれて います。 さっそく宿に到着すると、夕食までの間に湯めぐりに出発です。温泉街を下駄の音を響かせ浴衣で 歩く爽快感。夏の暑さを忘れるひと時です。宿泊先で外湯の鍵を預かり、近場の湯から巡りました。 源泉掛け流しの湯はかなり熱く、水でうめなければ入れません。湯あたりをしないよう短時間で次の湯 を巡ります。こうなると温泉を楽しむのか各湯のスタンプを集めるのか目的が分からなくなり、 童心にかえり温泉街を巡りました。各温泉を巡りながら他の宿泊客と外湯情報の交換や地元の方との おしゃべりなどを楽しみながら夕食前に7つ、食後の夜間に2つまわり、ついに満願成就です。

海辺の湯(千葉金谷) 千葉県富津市金谷525-17
インフォメーション 入浴料850円(平日750円)、9時から21時(平日10時から20時30分)、Pあり、0439-69-8500

金谷港から国道127号線を木更津方面へ3分程行った左の海岸沿いにある、日帰り天然温泉です。同じ敷地には漁師料理「かなや」があり、 美味しい海の幸が食べられる大きな施設です。温泉施設は2階にありますが、1階はお土産コーナーがあり、海の幸や千葉県の名産を買って帰る ことができます。エレベーターで2階に上がり、靴を100円が戻ってくるロッカーへ預けます。受付横の自販機で入浴券850円を購入し、受付で 購入した入浴券と靴ロッカーのカギを渡すと、引き換えに脱衣ロッカーのカギを渡されます。建物全体の大きさからすると温泉施設は少し小じんまり した印象です。脱衣場には左側にロッカーが87個並んでおり、洗面台は2つで無料のドライヤーも2つ備え付けられています。浴室に入ると洗い場は 11個あり、広さに応じた数です。当日は日曜日でしたが洗い場に空きがあるなどゆったり入浴を楽しむことができました。お風呂は大浴槽と水ぶろ、 サウナがあり、外壁は全面ガラス張りで海沿いにあることから東京湾と一体になり、まるで東京湾そのものに入っているような錯覚を覚えます。 ベランダのようになっている露天風呂はやはり低いガラスで全面囲まれていますが、東京湾を一望でき屋根が無い分さらに解放感にあふれています。 お湯は黒というか濃い茶色というか、醤油を薄めたそばつゆのような色をしています。匂いはなくさらさらした感じで、体が温まりました。
入浴後は同じ施設の2階に畳敷きの食事処もありますが、ここは絶対に隣接している漁師料理「かなや」へ移動し、海の幸をいただくべきです。ネタは 新鮮で美味しくそのうえボリュームもあり、さすが漁港まで来たかいがあったというものです。

延命の湯(八ヶ岳) 山梨県北杜市小淵沢町2968-1
インフォメーション 入浴料600円、10時から24時、休み毎月第一月曜(2月、10月は第一月曜、火曜)、Pあり、0551-36-6111

道の駅「こぶちさわ」に併設されている日帰り温泉です。道の駅「こぶちさわ」の横に宿泊施設スパティオ小淵沢があり、その横に併設されています。 駐車場も道の駅とは別に確保されています。入口でげた箱に靴を入れ、入浴券を自販機で購入します。ロビーは広く明るい施設です。 浴場の脱衣所も広く、100円が戻る無料のロッカーもあります。浴室も広く、大浴場と気泡バスにサウナがあります。もちろん露天風呂もあり、 その横には東屋風の屋根のある岩風呂の露天風呂もあります。お湯は薄く茶色に濁った湯です。なんでも高濃度の天然ミネラル温泉とのことです。 洗い場の蛇口は16か所あり、シャンプーとボディソープが備わっています。脱衣所の洗面台は6箇所あり、それぞれにドライヤーも常備されています。 当日はお昼過ぎに訪れたこともあり、比較的空いておりゆっくりお湯を楽しむことができました。なお、施設は食事処のほかに、高速道路のSA のようなお土産コーナーもあり、車で寄るには非常に便利な施設です。

小斉の湯(蓼科温泉) 長野県茅野市蓼科温泉
インフォメーション 入浴料700円、8時から20時、不定休、Pあり、0266-67-2121

芹ヶ沢からビーナスラインで蓼科湖方面へ進んだ右側に建つ温泉旅館です。日帰り入浴も受け付けています。斜面に建っている木造 旅館で建物前と奥が駐車場になっています。入口で靴を下駄箱に入れフロントで700円を払います。ご主人らしき人から壁に風呂の案内図 が貼ってあるからと言われ、手書きの案内図を見るもよく分かりません。4つの露天風呂があり2ヵ所は女性用、一つは男女共用で、 残った一つが男性用の露天風呂「見晴らしの湯」ということで、館内の案内表示に従い斜面に造られた渡り廊下と階段を いくつか通って、目指す男性用露天風呂に到着しました。旅館全体が木造で増築を重ねて大きくなった施設です。 男性用の露天風呂は10人くらいが利用できる脱衣所が2ヵ所ありますがプレハブ作りといった感じです。利用客は自分一人です。 無料のロッカーに服を入れ、露天風呂に出ます。湯舟は2つに区切られていますが一つの大きな湯船です。源泉らしき湯が常時流れ込んでおり、 湯温は熱く備え付けの蛇口からしばらく水を入れて入浴できました。お湯と水の蛇口がセットになった洗い場が2つあります。露天風呂なので 東屋風の屋根はありますが、吹きさらしで夏以外は寒いこと間違いありません。湯船も岩とタイルにセメントの手作りのような風呂場です。 老舗の温泉旅館でしょうが、昨今の温泉ブームで近代的で快適な温泉施設を沢山経験した人間には評価が分かれるところです。 温泉そのもので評価するのか、または施設を含め総体で評価するのかで両極端な意見に分かれると思われます。なお、脱衣場には鏡が1枚と備え付けの ドライヤーが1台ありました。

すずらんの湯(白樺湖温泉) 長野県茅野市白樺湖
インフォメーション 入浴料700円、10時から21時、火・木曜日は12時オープン、Pあり、0266-68-3424

白樺湖湖畔に建つ日帰り温泉施設です。サウナやバイブラバスを備えた近代的な施設です。駐車場も広く(案内には300台と書かれて います)、温泉も同時に100人入浴可能な大型の施設です。玄関を入り左横のげた箱に靴を入れ、入浴券を購入しフロントへ 向かいます。貴重品は貴重品専用ロッカー(無料)へ入れ、浴室へ向かいます。かなり広くて綺麗な施設です。脱衣ロッカーは優に 100人以上分あり、洗面台も11箇所ありすべてにドライヤーが付いています。地方でこれほど洗面台の数がある日帰り温泉施設は初めてでは ないでしょうか。 浴室も広く、洗い場は専用区域として21ヵ所あり、多人数でも十分な数です。訪れた時は平日の昼間ということもあり、数人の利用で ゆったり温泉を楽しむことができました。浴槽は室内に2つと、露天風呂が1つで岩風呂になっています。特徴的なのはこの露天風呂は 半室内といった感じで、正面がすべて解放されている浴室です(天井と横の壁がある)。よく見ると正面の開口部は折りたたみ式の ガラス戸が付いており、真冬などこれを閉めれば快適な浴室になるようです。お風呂上りの休憩スペースも畳の大部屋と椅子とテーブル のラウンジ形式のスペースがあり、とっても快適でゆったりできる施設でした。

もみの湯(八ヶ岳温泉) 長野県諏訪郡原村17217−1729
インフォメーション 入浴料500円、10時から21時半、第一、第三水曜日休、Pあり、0266-74-2911

八ヶ岳の入口美濃戸と中央高速諏訪南ICの中間に位置する、日帰り天然温泉です。入口の自販機で入浴券500円を購入します。 最近は500円で入れる温泉は少なくなっており、うれしく感じます。。靴は入口左にあるげた箱へ入れます。大きな温泉施設ですので、 更衣室も広く鍵の付いたロッカーは無料で使用できます。多くの人は鍵のない棚に直接服を置いています。世知辛い都会と違って、 素朴な感じがとてもいいです。お風呂に入るとお湯が薄く茶色になっており、天然温泉の自然の恵みが眼でも確認できるような気がします。 お湯はやわらかく、日焼けで火照った肌にもやさしい感じがしました。露天風呂もあり、こちらは少しぬるめの湯です。露天風呂といっても 屋根が付いており大きな岩でできた岩風呂です。サウナもあり登山で疲れた体を休めるには最高です。お風呂から出れば大休憩室もあり ゆっくり休んでから帰路につきました。

ゆーゆ 群馬県前橋市表町2−10−31
インフォメーション 入浴料600円、10時から23時、年中無休、Pあり、027(224)0111

群馬県に出かけたときに寄ってみました。2002年オープンの前橋駅前にある源泉かけ流しの天然温泉です。 ロケーションは駅から2分の街中にあり、温泉の看板がなければ一般的なビルと区別がつかないほどです。 一階の入り口から入り靴箱に靴を入れ、受付で入浴料金を払います。浴室への入口は階段を上がった二階にあります。 ロビーのような広い空間で、食事処や休憩のスペースもあります。暖簾をくぐり脱衣場に向かいます。ロッカー式で 投入した100円が後で戻ってきます。洗面台も多く、ドライヤーも設置されています。浴室に入ると天井が高くとても 広く感じます。浴槽や床のふちがこげ茶色に染まっていますが汚れではありません。天然温泉の成分で染まったもので、 熱海や伊香保、南紀白浜温泉と同じ泉質だと掲示されていましたが、源泉かけ流し天然温泉なればこそのことでしょうか。 洗い場の数も多く、当日は夜間に訪れたためか、人も少なくのんびりするには最高でした。大きな浴槽に浸かると、 湯気で曇ったガラス越しに露天風呂が見えます。専用扉から露天風呂へ出ると、ビルの谷間のテラスといった感じです。 露天風呂の浴槽も広く、のびのびできました。駅前のビジネスホテルに泊まって、すぐそばにある本格的な源泉かけ流しの 天然温泉に浸かれるなんて、とても贅沢な思いをさせてもらいました。

尾瀬温泉センター 群馬県片品村戸倉
インフォメーション 入浴料500円、12時から18時、水曜日定休、Pあり、0278(58)7748

戸倉駐車場近くの尾瀬温泉センターに向かう。少し奥まった場所にあり、入口が学校のような門構えで なかなか分からなかった。入ると時間が早いのでお客さんはだれも居ない様子だ。受付のおじさんに入浴料金500円を 2千円札で払う。おつりを取りに奥に行き、4千500円を渡される。5千円札と間違えたのだ。その旨を言うと 親切な人だと感謝されてしまった。こちらもあまり流通していない、紛らわしい2千円札を出したことを少し反省している。
風呂は浴槽が二つ、内湯のみのだ。少しぬるめだが、疲れた体には心地よい。一人で占有できるなんて、最高の贅沢だ。 ゆっくり湯に浸かり、出て着替えていると、若い男の人が一人来た。

湯テルメ・谷川 群馬県水上町谷川
インフォメーション 入浴料2時間500円、9時(1月〜3月は10時)〜20時30分、第3木曜定休、Pあり、0278(72)2619

谷川岳を望む町営温泉。浴槽は3つ。大浴場から階段を下りると、大きな露天風呂がある。岩風呂で木々の中にある露天風呂。 人気の水上町営館で露天風呂と3つの源泉が楽しめ、谷間の風景と落葉樹も自慢の一つ。
町営の良い温泉だ。木々の中の露天風呂も広く、自然の中に溶け込んで非常に良い雰囲気だ。 一般に露天風呂といっても、単に外にある程度の露天風呂が多い中、ここは自然の中に溶け込んだ、そういう意味では 本当の露天風呂だ。人気があるのもうなづける。

白馬八方温泉第2郷の湯 長野県北安曇郡白馬村八方
インフォメーション 入浴料500円、12時〜21時、水曜日定休(7月25日〜8月20日は無休)、Pあり、0261(72)5705

八方第3駐車場のそばに建つ、通称六角の湯。日帰り温泉施設。屋根の形に合わせ湯船も六角形になっている。 露天風呂はない。湯温はかなり熱め。
駐車場は2台程度などので、直ぐ横の第3駐車場(無料)を利用したほうが良い。
500円の料金を払い入る。脱衣場は15人も入れば一杯で、浴室も大きな六角形の湯船が一つと 洗い場が10個程度。みると掛け流しだ。お湯がどんどん出てきており、湯船からあふれていく。
先客が一人いた。そういえば脱衣場にロッカーに入らないのでリュックが一つ置いてあった。 その持ち主(30歳代)が蛇口から水を出しながら手で湯をかき回している。 熱いのだ。蛇口から遠い反対側の湯は手も入れられない。しょうがないので温度を下げるのは先客に任せ、 体を先に洗う。それも「水はどんどん出しっぱなしでいいんですよ」とアドバイスだけして。
そのうち、その人はなんとか湯に浸り出て行った。そして選手交代で自分が水を沢山入れ、なんとか浴槽に浸かる。 出るころに次の人が入ってきたので、アドバイスを申し送りして出てきた。

ゆけむり館湯泉望 栃木県那須郡那須町湯元
インフォメーション 入浴料750円、9時半〜17時、水曜日定休(冬季休業)、Pあり、0287(76)2246

ロープウエイ山麓駅から、少し下った大丸温泉の大駐車場に面した日帰り入浴施設。石造りの大浴場と露天風呂ある。
大丸の大駐車場に面しており、入口の大きな「ゆ」の文字の暖簾が目印。食事処も併設されている。入口を入ると露天風呂は 左側にあり、右側はお土産売り場と食事処だ。2階も畳の大広間でゆっくり食事ができる。ここの特筆は予約制だがそば打ち 体験(2,000円)もできる。
入口で元気のよい気さくなお姉さんに750円払い、左にある靴箱に靴をいれ、風呂へ行く。入口からは想像できなかったが、大きな 施設だ。脱衣場も広く、一度に数十人は利用できる。当日は時間も早く、湯には先客が一人いたが自分と入れ替えに出て行き、 結局温泉の貸切になった。中に入ると、縦長の風呂場に左側に石造りの大きな湯船があり、右側に洗い場が並んでいる。表の ガラス戸から外に出れ、露天風呂がある。位置関係は写真の左隅に写っている植栽の裏が露天風呂であり、植栽を隔てて 大丸の大駐車場に接している。植栽の隙間から外が見える。
風呂は単純硫黄泉であり、硫黄の匂いが強いかと思ったが、匂いも無く、適温でとてもよい湯加減であった。
風呂からあがり、さっぱりしたところで食事処で蕎麦を頼み、ゆっくり休んでから帰路についた。

梓湖畔の湯 長野県南安曇郡安曇村沢渡
インフォメーション 入浴料700円、7時〜18時、Pあり、0263(93)2380

沢渡はかつて温泉ではなかった。平成10年に安房トンネル掘削に伴い、大量に湧出した高温 の温泉を約7km引湯して「さわんど温泉」が誕生した。
沢渡大橋駐車場横にある日帰り専用温泉で、場所が便利なので人気がある。内湯と半露天風呂がある。
駐車場を営業しているので、日帰り温泉を利用したいといえば、温泉客用の無料駐車場に停めさせてくれる。 あまり大きな建物ではない。入口を入って700円払う。脱衣場から浴室にでると、窓の外から梓湖が見える。 高台に建てられた施設だ。看板のとおり大展望風呂という感じだ。風呂場の横から露天風呂に出られる。なんとなく ベランダにある湯船に浸かっている感じだ。屋内の湯船にある湯温計は44度もあり、外にある露天風呂の湯温は42度を指していた。 あまり熱いと日焼けが痛いので、露天風呂に浸かった。
大きな施設ではないが、行ったときはたまたま空いていたのか、ゆったりとくつろげた。

湯けむり館 長野県南安曇郡安曇村鈴蘭
インフォメーション 入浴料700円、9時30分〜21時、毎週火曜日休館(祝日の場合は水曜日)、Pあり、0263(93)2589

乗鞍高原の観光センター手前にある、村営の日帰り温泉施設。駐車場は道路を挟んで、かなり広い。
乗鞍高原の入り口に位置しており多くの登山客が訪れる。男女別の大浴場のほか、それぞれに露天風呂がある。 乳白色の硫黄臭のある温泉。
朝の9時半過ぎに訪れた。駐車場は100台位とめられる大きな駐車場だ。建物の外観はこじんまりしているが、中は広い。 入り口で靴を下駄箱に入れ、階段を上がってロビーに行き、700円を払う。ロビー脇に貴重品のコインロッカーがある。 脱衣場も広く、ゆったりしている。湯船は屋内に一つと露天風呂が一つある。この露天風呂は林の中に作られているが、 敷地が広いせいか、まるで屋外のプールにいるようだ。太陽がさんさんと当っていた。
湯船と床はすべて木曽サワラを使ったもので、少し滑りやすく注意が必要か。湯は白濁したまるで豆乳のような乳白色を しており、硫黄臭がある。朝も早いのでお客さんは5,6人ほどでゆったりと入浴ができた。雲がかかっていなければ湯船に 浸かりながら乗鞍連峰が一望できる。

深山荘 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
インフォメーション 入浴料500円、8時〜22時、不定休、Pあり、0578-9-2031

新穂高ロープウェイ乗り場手前左約600mにある、深山荘前バス停が深山荘と登山者専用無料駐車場の入口になっています。 深山荘は蒲田川沿いにある登山者専用無料駐車場の対岸に宿が建ち、吊橋を渡って向かいますが、秘境ムード満点のロケーション です。宿の玄関から中に入り、声を掛けると夕飯の支度をしている途中なのか、宿の人が出てきて500円を払います。 露天風呂は宿の庭を進むと、蒲田川沿いに3つあり、他に女性専用が1つあります。露天風呂には屋根の付いた脱衣場があり、 そこで服を脱ぎ、その脇にある露天風呂に入ります。係りの人や扉などは無いので、行けば誰でも入れてしまうような露天風呂です。 訪れた時は一人が上がるところで、結局自分一人で貸切状態でした。露天風呂は、川に向かって3つ 並んでいます。お湯は上から下に流れ最終的には川に流れ込んでいるようです。岩風呂でとても大きく、回りに囲いは なく、そのまま蒲田川につながっており河原の大きな岩を越えて行けばそのまま川に入れます。すなわち川から丸見えなのです。 川の横には道路も走っているので、見ようと思えば車からも見えそうなロケーションです。開放感に浸り、深い山の緑と青空のした、 川沿いの露天風呂に一人で入る。これ以上の贅沢は無いといった感じでした。 湯温は丁度よく、お湯は澄みその中に白い湯の花が漂っていました。なお、蛇口や洗い場はないので、石鹸やシャンプーの使用は 禁止です。是非訪れることをお奨めします。(なお、女性専用は脱衣場を含め周りを塀で囲われ、覗かれる心配はありません。)

みくりが池温泉 富山県中新川郡立山町室堂平
インフォメーション 入浴料600円、9時〜16時、4月中〜11月中、Pなし、076-465-4595

温泉小屋ですが、日帰り入浴も受け付けてくれます。日本最高所の温泉として人気があります。ここは登山客より観光客の方が多いようです。 入口で日帰り温泉を告げ、600円を支払います。靴はロビー奥にスキー用の乾燥室を兼ねた部屋の靴用ロッカーに入れます。 なお、入浴記念に本温泉の記念コースターをいただきました。風呂は食堂脇を抜け奥に行った左手にあります。更衣室前の貸ロッカーに ザックを入れ、風呂場へ向かいます。風呂自体は内湯のみで、同時に10人程度でいっぱいの感じです。泉質は単純硫黄泉で白濁した湯です。 内風呂は二つあり、ひとつは熱めで他は自分にとってちょうどよい湯加減でした。風呂場の窓からは硫黄で白く見える地獄谷と立山連峰の 雄大な山々が望め、とても贅沢でありがたい気分になりました。

塩江温泉華乃荘 香川県高松市塩江町温泉通り21-1
インフォメーション 入浴料800円(露天風呂は別途200円)、Pあり、087-893-0320

(写真は小雨に煙る華乃荘入口)土日で四国へ行ってきました。 高松空港へ到着後、車で15分の塩江温泉へ直行しました。 塩江温泉は、1300年前名僧行基の発見といわれています。 その湯元の源泉かけ流しの湯がある、華乃荘(はなのしょう)旅館へ日帰り入浴です。 場所は山間のひなびた温泉宿といった感じで、趣きがありました。 天候も小雨に煙る温泉宿といった感じでした。 いままで高松には何回か来ていましたが、温泉があるとは知りませんでした。 入口受付で入浴をお願いすると、 室内の温泉は800円で、露天風呂を追加すると200円プラスの1000円といわれました。 今まで色々な日帰り温泉へ入りましたが、露天風呂が別料金というのは初めてのケースです。 一瞬???、せっかく来たので露天風呂もお願いしました。 すると、浴衣と帯を出してくれ、 説明によると、露天風呂へは一回浴衣に着替えて、館内の廊下を通り、 裏庭にある露天風呂へ行くシステムだそうです。 どうやら、浴衣の貸し賃を含めて200円のようです。 ついでにタオルも別途200円で購入しました。 館内の温泉は無色透明で一般的なホテルの浴室といった感じでした。 そして、一回風呂からあがって、浴衣に着替えて露天風呂へ向かいます。 宿の裏庭にある露天風呂です。廊下の出口から木々の間を20,30mほど緩やかな斜面を上がっていくと、 森の中にある露天風呂といったところでしょうか。 露天風呂は柴栗の丸太を組んだ屋根と、 湯船の中は固定していない大きな石を敷き詰めた独創的な造りの湯です。 敷石が固定されていないので、まるで河原の中を歩くようでちょっと不安定です。 とってもいいお湯で体が温まりました。 ゆったりと体を伸ばし、森の中の静けさの中で温泉に入る。 天国ですね。 夜は高松市内で、古き友との再開を祝し楽しい夜を過ごしました。
道後温泉本館 愛媛県松山市道後湯之町5-6
インフォメーション 入浴料400円〜1500円、6時〜22時半、無休、Pあり、089-921-5141

高松に一泊し、翌日は「いしづち7号」で松山へ移動。 松山城見学や大街道で食事を楽しんだ後は、道後温泉本館へ向かいました。今から百十年以上も前に建てられた道後温泉本館。 古風で風格がある木造三層楼の公衆浴場です。今でも立派な現役の公衆浴場です。 入浴料は幾つかのコースがあり、普通の入浴なら400円ですが、 2階の休憩室を利用できお茶が出される(お茶菓子つき)1,200円のコースにしました。 2階で浴衣に着替え、霊の湯(たまのゆ)へ。霊の湯はちょっと小さめですが、 大理石や大島石が使われ高級感が漂います。 もともとは皇族のお付の方用に造られた特別な浴室だそうです。 霊の湯に入った後、浴衣に着替え今度は大きな神の湯に向かいます。 こちらは湯船も広く、明るい浴室で地元の人も沢山入っています。 こちらも歴史を感じる立派な石造りのお風呂です。 2つの湯から出たら、館内の案内をお願いしました。 ここは、皇族専用の湯があり(今は使われていません)、天皇の休憩室や 御成門などを案内してもらいます。 最後は3階の坊ちゃんの間を見学です。坊ちゃんは言わずと知れた 夏目漱石の代表作ですが、漱石が使った部屋が坊ちゃんの間として 保存されていました。 余談ですが、千と千尋の神隠しのモデルになった湯屋とも言われています。 そういわれてみれば、雰囲気はその通りですね。 お風呂の名前も霊の湯、神の湯であり、何かヒントを得たのではないかと 勝手に考えてしまいました。 それにしても趣があり、歴史を感じるお風呂に大満足でした。




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