赤岳
あかだけ

2,899m

中央道を走るとき車窓から見える八ヶ岳。
いつかは登ってみたいと思っていた
憧れの八ヶ岳主峰を歩く。

 
エリア 日程日帰り(前夜車中泊) 日付2008.08.13 天候晴れ
同行者単独 TIME(休憩含む)9時間34分(休憩1時間20分含む)
コース 山荘やまのこ村駐車場(5:33)→美濃戸山荘前(北沢・南沢分岐)(5:44)→行者小屋(8:10)(休憩)(8:29)→文三郎尾根分岐(8:38) →赤岳下稜線(9:33)→赤岳山頂(10:10)(休憩)(10:35)→赤岳展望荘(11:04)→地蔵尾根分岐(11:14)(休憩)(11:20)→ 行者小屋(12:27)(休憩)(12:57)→美濃戸山荘前(14:58)→山荘やまのこ村駐車場(15:07)

カシミール5万分の1地形図より作成
【参考】国土地理院2万5000分の1=八ヶ岳西部


中央道を走るとき、車窓を飾るゴツゴツした八ヶ岳のどっしりした重厚感 がカッコイイといつも思う。いつかは登ってみたい。そう思っていた憧れの 八ヶ岳主峰を目指しました。ルートさえ選べば早朝に出発して日帰りも可能であり、 そう難しくはありません。
八ヶ岳は長野県と山梨県の境にある南北30q余りの山塊の総称で、山そのものに 八ヶ岳という名がついた山はありません。この長い山稜に連なる八ヶ岳連峰のその 主峰が赤岳です。標高は2,899mで360°の眺望が楽しめます。山頂は南北に分かれ、 南峰には赤岳神社と一等三角点があり、北峰には赤岳頂上小屋があり、今回はこの 八ヶ岳の主峰である赤岳を目指しました。
赤岳へは美濃戸まで車で入り、P泊した翌朝早く南沢コースをたどり行者小屋を 目指しました。天候は仮眠した夜半からかなりの雨(豪雨に近い)が朝方まで降り、 一時はこのまま撤退を考えましたが、朝4時過ぎに雨はあがり、計画予定時間を30分 過ぎた5時30分に支度を整え、駐車した美濃戸の山荘「やまのこ村」を出発しました。
八ヶ岳の花の最盛期は6・7月ですが、訪れた8月中旬でもまだまだ花はあり、途中疲れた 体を癒してくれます。天候は快晴とはいかず、途中雲がかかったりとれたりの急峻な 岩場を慎重にのぼり、下山はお約束の膝痛に難儀しつつも、なんとか無事麓まで到着。 仕上げは日帰り温泉「もみの湯」で疲れを癒し、お盆のUターン渋滞の中央道で岐路 につきました。


P泊・駐車場


中央自動車道の小渕沢ICで降り、八ヶ岳横断道路を走行します。
駐車場のある美濃戸までは、ひとつ先の諏訪南ICまで行き、そこからズームライン を通って行くほうが時間的には10分ほど早く着きますが、小渕沢ICから高原の 八ヶ岳横断道路を利用した方が気持ちの良いドライブが楽しめます。(カーナビでは 諏訪南ICが選ばれます)
小渕沢ICを降り、道の駅を過ぎた交差点大平を左折し、 八ヶ岳美術館を過ぎたら、間もなく右へ分かれ(写真)美濃戸への道に入ります。
看板には右、八ヶ岳登山口と表示があります。



道なりに走ると、バス停「美濃戸口」がある八ヶ岳山荘前に到着します。
写真:右の建物


上の写真のマルの拡大写真です。
写真左:八ヶ岳山荘の前で左の山道へ入ります。道幅は車は一台分です。
写真右:案内には上から登山道、美濃戸、硫黄岳・赤岳とあります。




あとは道なりに未舗装路を進めば、突き当りに3軒の山荘(山小屋)が ある美濃戸に到着します。
なお、この道は登山者も歩くうえ、道幅も狭いので走行には十分注意が必要です。
さほど荒れたダートではないので、一般車でも腹を打つことはないと思います。

(なお、ここまでの写真は翌日の帰路の昼間に撮ったものです。)

美濃戸には山荘(山小屋)が下から順にやまのこ村、赤岳山荘、美濃戸山荘と3軒あります。
写真は駐車場を利用したやまのこ村です(右の道を来ました)。
一番奥の(先にある)美濃戸山荘への車での進入は宿泊者だけよいと、この先の道路脇に掲示がされていました。
山荘やまのこ村と赤岳山荘とも、駐車場だけの利用が可能で、それぞれ50台 程度の駐車が可能です。


山荘前の広場の駐車場です。
駐車料金は一日千円です。深夜に到着した場合は翌日払えば大丈夫です。
親切な山荘の方で、トイレは山荘を使って良い(夜8時から翌朝4時半までは不可) と言われました。


夕方に到着し、明日の早朝4時半に起き5時に出発できるよう、いつものようにP泊をしました。 うつらうつらしていた深夜に車の屋根を雨が叩く音で目が覚めました。朝までにはやむだろうと また眠りにつきましたが、今度は豪雨のような雨音で再び目が覚めてしまいました。時計を見ると 1時過ぎです。半分眠った頭で明日のことを考えています。このまま雨が上がらなかったら山行は 中止にしなければならないだろうな。その場合蓼科の方へ回ってみようかな。温泉は雨でも問題ないから 是非入って帰ろう・・・。次に目が覚めたのは3時過ぎです。外を見ると雨は小雨の状態です。 また悩みます。この程度なら整備された登山道なら問題はないかもしれないな。最悪、行者小屋まで行って 帰ってこようかな・・・。次に目が覚めたのは目覚ましをセットした4時半です。駐車場には 深夜に到着した車が何台か増えていました。すでに何人かは登山の支度をしているようです。雨はあがっていました。 30分ほど様子を見て、そして5時に決行を決めました。





出発

5時33分。
支度を整え出発です。
当初の計画より30分遅れで行動開始です。
駐車場を出て緩やかな登り坂を右へ進みます。



歩きだして直ぐに赤岳山荘があり、こちらの駐車場は最近整備したようで、広くて快適な感じです。
というのも、車で寝る場合普段なら気にならない微妙な斜面も、一晩寝るととても気になるものです。 やまのこ村は自然の広場をそのまま駐車場にしているので、この微妙なでこぼこがありますが、 こちら赤岳山荘は整地されておりグランドのように平らに見えます。


直ぐに、木製の橋が出てきました。
針金が渡してあり一般車侵入禁止です。
横にはこの先の美濃戸山荘利用の車のみ通行可とあります。


美濃戸山荘入口です。
鎖の横をすり抜け、先を進みます。


美濃戸山荘前にある八ヶ岳の案内板です。
ここから登山コースは、北沢コースと南沢コースに分かれます。


5時44分。(スタートから11分)
上の案内板の横に設置されています。
道なりに進むと北沢コースで赤岳温泉へ向かいます。
右へ進むと南沢コースです。
今回は、南沢コースをたどり、業者小屋を目指します。


緩やかな登りですが、原生林の中を進むので、
陽が射さず、薄暗いルートを進みます。



5時54分。(スタートから21分)
この南沢コースは沢沿いに延びており、小さな橋を渡り歩いて行きます。
深夜に降った豪雨で沢の水量は多く、濡れて滑りやすい丸太の橋を慎重に渡ります。



ルート上で出会った草花です。
山野草の花のシーズンは6、7月ですが、まだ多くの花が咲いています。


















登山ルートは大きな岩混じりの緩やかな道ですが、
昨夜の雨でかなり濡れており、滑らないように注意が必要です。



沢沿いに登って行きます。



先を行く登山者。



沢沿いに進み、何度か渡りを繰り返しながら先へ進みます。



登山道には大きな倒木が多く、横を流れる沢にも倒木が山のようになっているのが見えます。
最近、大雨が降り登山道をかなりの水が流れたようです。
一部登山道も崩壊しており、まわり道が付けられています。


道標はありません。
ルート上には赤テープがたくさん巻かれていますので、
一部踏み跡が分からなくなっている場所は、このテープを頼りに進みます。


6時58分。(スタートから1時間25分)
初めてあった道標です。
ルート上に置かれた状態でありました。
まっすぐ行くと行き止まりです。
道標に従い右へ曲がります。


沢の水量も細くなってきました。
いつのまにか標高を稼いでいるようです。



7時32分。(スタートから1時間59分)
林のルートから枯れた沢のような場所に出ました。



直ぐに、枯れ沢の右に沿った明るい林の中を歩きます。



7時43分。(スタートから2時間10分)
再び大きな枯れ沢のような場所に出ました。



正面が開け、今まで何も見えませんでしたが
赤岳から硫黄岳にかけての稜線が見えてきました。
特徴のある、突起は横岳と硫黄岳の間にある、大同心と小同心です。


7時46分。(スタートから2時間13分)
再び直ぐに、はっきりした踏み跡に従い、林の中のルートを進みます。



赤テープが随所にあり、迷う心配はありません。



8時01分。(スタートから2時間28分)
再び枯れ沢に出ると、正面に赤岳が雲間から見えてきました。



しばらく歩くと左前方に何やら構築物が見え隠れしています。
ルートを歩き近づいていくと、どうやら木製のヘリポートのようです。
この先にある行者小屋、または綾線上にあるいくつかの小屋への
物資をここで降ろしているのかもしれません。


8時07分。(スタートから2時間34分)
林は終わり、低い木々が周りに現われてきたら、
もう行者小屋はすぐ先です。
この標識のある小道からは、行者小屋のベンチでくつろぐ
登山者のにぎやかな会話が聞こえてきます。

行者小屋

8時10分。(スタートから2時間37分)
標高2,354mです。
やっと行者小屋に到着しました。
やまのこ村は1,680m地点ですので
670mほど上がったことになります。
ガイドブックでは所要時間2時間のルートです。
途中で写真を撮ったりして遅くなったようです。



小屋前は広場になっており、木製のテーブルが多数置かれ
多くの登山者が思い思いに休憩しています。
ここからは八ヶ岳主脈が一望できます。
小屋前には八ヶ岳の冷たくておいしい湧水がひかれていおり、美味くてお勧めです。
なお、小屋には有料で利用でるトイレが併設されています。(100円)


左手:横岳、硫黄岳の稜線
正面:赤岳
右手:阿弥陀岳



小屋前のベンチで遅い朝食をとりました。
さあ、腹ごしらえしたら出発です。
ここからは、緩やかな登りは終わりで
急峻な岩場の登りになります。


8時29分。(スタートから2時間56分)
19分の休憩後、小屋前の道標に従い
テント場の前を通って、
赤岳へ向かいます。
テント場にはカラフルなテントが数張見えます。
昨日の豪雨は大変だったろうに。



阿弥陀岳、赤岳の道標があります。



しばらくは緩やかなルートを進みます。



8時38分。(スタートから3時間05分)
行者小屋から10分ほどで、
阿弥陀岳と赤岳の分岐点に到着しました。



道標はだいぶ文字が消えています。
手前(戻る)は行者小屋、美濃戸口
右手:阿弥陀岳・中岳
左手:赤岳・中岳、文三郎道
ここは、左手の文三郎尾根に向かいます。


右手には阿弥陀岳が大きく見えてきました。
天候は雲が山並にかかっており、すっきりとは晴れません。
右手の阿弥陀岳方面は陽があたり、3000mの空が望めますが
左手の硫黄岳方面は逆光もあり、
黒い山肌がまとわりつく雲に見え隠れしています。



間もなくかなりの急登になり、
金網で作られた階段になります。



先を行く人が真上に見えます。
金網の階段には鎖も設置されていますが、
鎖に頼ることなく階段を一歩一歩確実に登って行きます。


下からは腕に青い腕章をした保安員?ボランティア?の方が
片手にゴミ袋を持ち、鎖の状態を確認しながら上がってくるのが見えます。
どのくらいの頻度で登っているのか、ちょっと気になりました。


左手、硫黄岳方面
雲は取れそうにもありません。


右手、阿弥陀岳と赤岳の間にある中岳2,700m。
ここからは阿弥陀岳は後ろに隠れています。



左赤岳頂上はまだまだ遠い。



雲がとれたときに、先ほど休憩した行者小屋が望めます。
ズームで撮った写真。


前方に稜線が見えてきました。
稜線に建つ道標も見えます。
右にある阿弥陀岳から赤岳、硫黄岳を結ぶ主脈の鞍部です2,740m。


9時33分。(スタートから4時間00分)(行者小屋から1時間04分)
文三郎尾根から赤岳、硫黄岳を結ぶ主脈に到着です。



写真奥が阿弥陀岳2,805m、間に中岳2,700mが望めます。
右手から登ってきました。
赤岳は後ろです。

見上げた赤岳です。
2,740m地点ですので、赤岳2,899mまで
あと150mです。
マルは登山者

頂上に近づくほど山頂は見えなくなります。
急峻な岩場ですが、滑るような岩場はないので、
3点確保で難なく登れます。
マルは岩場を登る登山者2名。

鎖場も随所にありますが、
鎖に頼ることなく登ることができます。
マルは岩場を登る登山者2名。

赤岳山頂まで15分ほどの岩場に取り付けられていたプレート。
山ではお地蔵さんや慰霊碑などをよく見かけますが、
これはどのような方が付けたのかは分かりませんが、
粋なことをするものです。
なかなか絵になる光景で、心が和みます。

山頂は間もなくです。

この梯子をあがれば山頂です。

赤岳山頂が見えてきました。
赤岳は南峰と北峰に分かれています。
見えている小屋は先にある北峰の赤岳頂上小屋です。


赤岳山頂


10時10分。(スタートから4時間37分)(行者小屋から1時間41分)
赤岳山頂(南峰)に到着しました。


南峰には赤岳神社の小社と三角点が設置されています。
快晴なら北、南アルプスをはじめ、中央部の山々が
望めますが、今日は遠望はききません。


南峰はあまり広くはないので、
細い道でつながっている北峰に向かいます。


北峰の赤岳頂上小屋です。
休憩もできるようです。

小屋の左手に板でできた広い休憩所があります。

この板のベンチに座って昼食休憩をとりました。
天候は寒くもなく、暑くもありません。
風もなく穏やかな山頂ですが、
残念ながら雲がかかって視界がききません。


10時35分。25分の休憩後に小屋前の少し下がった
赤岳の肩から硫黄岳方面へ稜線を下ります。
下に小さく見えているのが赤岳天望荘です。

これから下る硫黄岳方面からも登山者が登ってきます。

赤岳天望荘のズーム写真

稜線を一気に下ります。長い鎖がつけられています。
こちらは岩場というよりガレ場です。

長いガレ場の途中から、赤岳山頂を振り返った写真。
赤岳頂上小屋が見えます。
マルは登山者です。

赤岳天望荘へまっしぐらです。
このあたりから左足に膝痛が出てきました。
これからの長い下りを考えると気がめいりますが、
少しでも下らなければ麓には着けません。

赤岳天望荘から赤岳を振り返った写真。
マルが赤岳頂上小屋です。

11時04分。(スタートから5時間32分)(行者小屋から2時間33分) 赤岳天望荘に到着しました。
山荘の上には風力発電の風車がたくさん付けられています。
宿泊可能とでていました。
休憩のベンチもありますが、ここは先へ急ぎます。

ここからは、ゴツゴツした特異な外観をした、
稜線を下ります。


地蔵仏


11時14分。(スタートから5時間41分)(行者小屋から2時間45分)
赤岳天望荘から10分ほどで地蔵仏に到着しました。
小さなお地蔵様が祀られた稜線上の分岐点です。
ここから地蔵尾根を左へ下って、行者小屋へ戻ります。


地蔵尾根から地蔵仏分岐点を振り返る。


地蔵尾根は岩場のかなりきつい下りです。
鎖場もあり、痛む膝でゆっくり下って行きます。

岩場と原生林の先に業者小屋がみえます。
上から見るとすぐのようですが、痛む膝ではとても長く感じるくだりです。

岩場を越え原生林に入ったあたりに60°はあろうかという
長い鎖の付いた岩場があります。
地蔵尾根で一番きつい箇所かもしれません。

この尾根も最近大雨で登山道が崩壊したように見えます。
丸太で整備された階段は、すべて流されています。

登山道は小さな沢のようになったようで、
濡れた土とがれた石で歩きにくい状態になっていました。


下りは痛む膝とは言え、あっという間に下ってきました。


行者小屋の裏手に出ました。



行者小屋


12時27分。(スタートから6時間54分)(行者小屋出発から3時間58分)
行者小屋に到着です。
途中からシャリ切れで、空腹状態でした。
さっそく、小屋でカレーライスを頼み、一息つきました。
それにしても、ここの湧き水は実にうまい。

30分の大休憩と腹ごしらえをし、美濃戸を目指しもうひと踏ん張りです。
赤岳を改めて眺める。

12時57分。(スタートから7時間24分) ここからは、朝来たルートで美濃戸まで下ります。


14時58分。(スタートから9時間25分)(復路行者小屋から2時間01分)
痛む膝を引きづるように小屋から2時間01分で、美濃戸山荘まで戻ってきました。
ガイドブックでは1時間30分の距離です。


駐車場到着


15時07分。(スタートから9時間34分)(復路行者小屋から2時間10分)
山荘やまのこ村の駐車場に到着です。
約10時間にわたる山行でした。朝は雨で決行が危ぶまれましたが、
無事予定のルートをこなすことができ、満足な一日でした。
帰りには駐車場利用だけでしたが山荘の方にご挨拶をいただき、帰途につきました。

立ち寄り湯


もみの湯】長野県諏訪郡原村17217−1729
入浴料500円、10時〜21時半、休館日第一、第三水曜日、Pあり、0266-74-2911
八ヶ岳の入口美濃戸と中央高速諏訪南ICの中間に位置する、日帰り天然温泉です。入口の自販機で入浴券500円を購入します。 最近は500円で入れる温泉は少なくなっており、うれしく感じます。。靴は入口左にあるげた箱へ入れます。大きな温泉施設ですので、 更衣室も広く鍵の付いたロッカーは無料で使用できます。多くの人は鍵のない棚に直接服を置いています。世知辛い都会と違って、 素朴な感じがとてもいいです。お風呂に入るとお湯が薄く茶色になっており、天然温泉の自然の恵みが眼でも確認できるような気がします。 お湯はやわらかく、日焼けで火照った肌にもやさしい感じがしました。露天風呂もあり、こちらは少しぬるめの湯です。露天風呂といっても 屋根が付いており大きな岩でできた岩風呂です。サウナもあり登山で疲れた体を休めるには最高です。お風呂から出れば大休憩室もあり ゆっくり休んでから帰路につきました。



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