畦ヶ丸
あぜがまる

1,292.6m

途中の下棚の滝、本棚の滝は一見の価値あり。
畦ヶ丸山頂からの眺望は望めないが、西丹沢の魅力がたくさんある。
西丹沢の代表的な、お薦めのコースの一つ。
 
エリア 丹沢 日程日帰り 日付2003年4月 天候晴れ
同行者単独 TIME(休憩を除く)5時間40分
コース 西丹沢自然教室(0:40)→権現山登山口(1:10)→下棚の滝・本棚の滝経由善六ノタワ(1:00)→畦ヶ丸 (0:45)→大滝峠上(0:30)→一軒屋避難小屋(0:45)→大滝橋(大滝キャンプ場)(0:15)→箒杉(0:35)→西丹沢自然教室

カシミール5万分の1地形図より作成
国土地理院2万5000分の1=中川



朝どんなにがんばって早く行っても必ず駐車されている。
7時までに到着するようにすれば必ず停められる。 夏はキャンプ場利用者や水遊びの人たちで一杯になり、道路にも駐車する人が多い。

駐車場(西丹沢自然教室)

国道246号線の清水橋の信号を右折して丹沢湖を目指す。なだらかに登る県道を進み、丹沢湖を過ぎ、 中川温泉から箒沢の集落に入る。国の天然記念物に指定されている箒杉を過ぎ、しばらく進むと 西丹沢自然教室に着く。ここはバスの折り返し地点にもなっている。この先は道路の幅が狭くなる。 駐車場の横に丹沢自然教室の建物があり、中にトイレと自販機がある。周りはキャンプ場やバーベキュー の人たちで直ぐ満車になるので、朝は早めに到着すること。いっぱいの場合は道路を挟んだ反対側の 空地に駐車ができる(10台〜20台位)。

山行

このコースは沢沿いの道が多いので、豪雨の後は沢が増水しているので、注意が必要だ。 西丹沢自然教室の左手の吊橋を渡り、西沢の川原沿いの登山道に入る。広い川原の道だが、 石が多くコースが分かりにくいが踏み後をたどって行けば問題ない。
しばらく沢沿いのコースを進むと、権現山への分岐に到着する。ベンチがありしばし休憩する。 休憩後まもなく、下棚沢が合流し、わずかに下棚沢に入ったところに(入口に案内板あり) 約30mの美しい下棚の滝がある。
出会いまで戻り、上流に進むと10分程で本棚沢が合流する、本棚沢沿いに左に入る(入口に案内板あり) と本棚とカラ棚の二つの滝がある。手前が約120mのカラ棚、向かい合う形で奥に約50mの本棚がある。 だれも居ない静かな滝つぼで休憩する。滝つぼの手前にある川のよどみの中に魚(鮎か岩魚?)が数匹泳いでいるのが 見える。簡単に釣れそうに思えるが、誰も釣らないのだろう。
分岐点に戻り、道標に従いクサリ場などがある道を昇り降りすると、善六ノタワに着く。 鞍部になっているここからは東南が開け、檜洞丸やテシロ沢ノ頭が望める。ここから尾根上の 道を登り高度を上げる。まもなく畦ヶ丸の山頂に到着する。山頂はコンクリートのケルンがありベンチで 休憩ができる。ここで昼食をとる。ここからは展望は利かない。
頂上から50mほど行ったところに畦ヶ丸避難小屋がある。ここから右へモロクボ沢ノ頭への道を分け、 真っ直ぐ大滝峠上へ向かう。大滝峠上に到着したら、左に下る道を進む。ここまで来たら、持ってきた水を 全て飲みつくしてしまった。ペットボトル2本では足りなかったのだ。ステタロー沢に沿って進む道で、 湧き水を空いたペットボトルに詰めた。ごみ等も無く綺麗に見えるが、飲む勇気はない。水温が低く 冷たくて気持ちが良いが、口に含み吐き出す程度にした。
しばらく進むと、前から5人ほどのグループが歩いてくる。女性も2人おり全員20代のようだ。何か変なのだ。 最初は気が付かなかったが、全員リュックを背負っていないのだ。軽装で、ちょっとそこまでといった格好なのだ。 そのまま沢沿いに進んで一軒屋避難小屋が建つ鬼石沢出会いに着き、ここで理由が分かった。広場にテントが3張 張ってあるのが見えた。ここで夜を明かし、朝の散歩をしていたのだ。テントに残っている人も何人かいる。 でも、丹沢は全域テン泊禁止なのだが当然知っていて張っているのだろう。ここまで来て注意をする人間は居ない。
ここから大滝沢へ向かう。やがて右下に滝が見えてきて、道幅が広くなり林道になる。林道を進むとまもなく 大滝橋に到着する。キャンプ場の横だが、時期的にまだキャンパーはいないようだ。ここまで結構の距離を歩いたが 駐車場にはここからバスが通る道を西丹沢自然教室まで50分程歩かなければならないのだ。がんばって歩いてやっと 西丹沢自然教室駐車場に到着した。


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