烏尾山・行者岳
からすおやま　・　ぎょうじゃがたけ

１，１３６ｍ　　１，２０９ｍ

烏尾山と行者岳は、ヤビツ峠から塔ノ岳に至る、表尾根のいち通過点にすぎない。
今回あまり人の入らない烏尾尾根から入り、
政次郎尾根を下ってきた。
　
エリア 丹沢 日程日帰り 日付2003年3月 天候晴れ
同行者単独 TIME(休憩を除く）４時間３０分
コース 新茅山荘前駐車場(1:40)→烏尾山(0:30)→三ノ塔(0:25)→烏尾山(0:25)→行者岳 (0:10)→政次郎尾根入口(1:00)→戸沢(0:20)→新茅山荘前駐車場

カシミール５万分の１地形図より作成
国土地理院2万5000分の１＝大山


林道を挟んだ新茅山荘前の広場。
未舗装のただの広場だが、20台程度駐車できそうなスペースがある。
あまり停める人もいないようだ（コースが変則となるためか）。

駐車場（新茅山荘前の広場）

国道246号線を大倉方面へ右折する。道なりに走り大倉入口の信号を過ぎ、２つ先の戸川駐在所前の信号を 左折し、秦野戸川公園の風の吊橋をくぐり、戸川林道に入る。竜神の泉を過ぎ、強烈な悪路を道なりに進む。 左手に新茅山荘が見えたら、その反対側の右側にある広場が駐車スペース。

山行

もう少し先へ行けば戸沢出会に着く。わざわざここに駐車して山に入る人はあまりいないようだ。
駐車場の後ろが、烏尾尾根の登り口だ。この尾根を登ると烏尾山に出るが、烏尾山は三ノ塔を塔ノ岳方向へ しばらく行った先の山で、ここを目的に登る人はまずいないと思われる。
そういう自分も烏尾山から三ノ塔へ登り、再び烏尾山に戻り、塔ノ岳方面へ向かい途中の行者ヶ岳先の 政次郎尾根を下って、戸川林道を新茅山荘へ戻るコース設定だ。

登山口

コース入口は駐車場の後ろにあり、道標も立っている。

烏尾尾根入口
ここを登っていくが最初は左に巻くように進むが、直ぐに 大きな岩の上を歩くような非常に滑る箇所がある。下りに使うには注意が必要だ。ひたすら植林された 暗い尾根を登ると、烏尾山に出る。烏尾山には山荘があり、頂上は広くベンチもある。
山荘の裏手に出たが、上から女性の話し声が聞こえてきた。そのまま急登を登ると、出た先はトイレの横であった。 烏尾尾根を使う人などまずいないだろうから、知らない人が見たらトイレを覗きに裏に回っていたと思われそうな 状況で山荘横に出た。
ここで小休止し、ヤビツ峠方面へ表尾根を戻り三ノ塔へ。
その後、表尾根を今度は塔ノ岳方面へ戻る。先ほどの烏尾山を越え、行者ヶ岳を過ぎて直ぐに、政次郎尾根への 入口が左手にあるので、ここを下る。政次郎尾根も烏尾尾根と同様に暗い植林の中のコースだ。 杉の根が出た歩きにくいえぐれたコースを慎重に下ると、戸沢出会いに出る。あとは戸川林道を戻れば20分ほど で駐車場に戻れる。
今回は変わったコース設定だったが、烏尾尾根をどうしても登ってみたかったので、その意味では目的は達成 された。下りに使った政次郎尾根は前に登っていたが、両尾根ともあまり人気がないのか、人には合わなかった。


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