丹沢主脈縦走(2日目)
たんざわしゅみゃくじゅうそう

蛭ヶ岳〜大倉

丹沢主脈二日目。
山頂はあいにくの霧。痛む膝で何とか下山。
 
エリア 丹沢 日程一泊二日 日付2003.11.14,15 天候霧のち曇り
同行者単独 TIME(休憩含む)5時間30分
コース 蛭ヶ岳(蛭ヶ岳山荘)(6:30)→鬼ヶ岩(7:00)→棚沢ノ頭(0:00)→不動ノ峰(7:30) →丹沢山(8:05)→竜ヶ馬場(8:35)→日高(0:00)→塔ノ岳(9:10) →金冷し(00:00)→大倉(12:05)→渋沢行きバス(12:40)→渋沢駅発(13:00)

カシミール5万分の1地形図より作成
国土地理院2万5000分の1=大山、秦野


二日目大倉へ

朝は5時起床。ほとんどの人が5時前には起きていた。朝食は夕食と違い支度のできた人から取る。メニューは昨日 の残りでさらにまずくなったご飯と、タクアン、インスタント味噌汁に梅干、昆布など。とにかくまずい。やっと ご飯を1杯食べた。なんとお代わりいている人もいた。
足の状態はまあまあといった感じだ。何とか歩くのは問題ないようだ。 A氏はすでに出発しているようだ。B氏とC氏はまだ残っていた。 7時までにチェックアウトすれば良いのだが、ほとんどの人は6時には出発した。外では百名山ツアー の人たちが霧の中、記念写真を撮っていた。 軽く準備運動をして、ほとんど最終組となり6時30分に出発。天気は昨日と同じで霧。視界はあまり利かない。ゴアテックスの上着と帽子、スパッツ を付け出発。霧に加え風が強い。帽子を飛ばされないよう手で押さえて歩く。  


<左>
出発して20分ほどで、鬼ヶ岩の下に到着。
<右>
少し登ると、やっと頂上の鬼の角が見えてきた。
 


鬼ヶ岩の頂上に到着。
小屋から25分。
視界は効かない。
 


棚沢ノ頭
心配した膝も緩やかなアップダウンでなんとかなりそうな雰囲気だ。
途中で百名山めぐりのグループ20名程とすれ違う。ほとんどが女性だ。60歳位か。女性は強いなとつくづく感心。
でもこんなに朝早く、どこから来たのだろうか。きっと丹沢山(みやま山荘)に泊まったのだろうか。
 


不動ノ峰
すばらしい笹原だ。風が横殴りに吹いている。是非、天気のよい日に来たい。
 


8時、丹沢山に到着。霧にけむるみやま山荘
小屋の窓から人影が少し見えるが、すでに泊まり客は出発した様子。
小屋から出てきた5,6人のグループと挨拶を交わす。天王寺尾根方面へ霧の中を消えていった。
しばらく休憩していると、C氏が来た。風が強いですねと挨拶し、先に出発した。
 


塔ノ岳へ向かう
 


竜ヶ馬場
ここも眺めは最高(だろう)。
 


塔ノ岳に到着
風も強く、寒い。見晴らしはゼロ。
風をさえぎる場所もないので、早々と下ることとした。
 


金冷し
右鍋割山2.2kmとある。真っ直ぐ下る。 このへんから膝が痛み出してきた。
 


花立付近
風も止み、天候が回復して来た。下は晴れているようだ。
登ってくる人から天気はどうかと何回も聞かれる。そりゃそうだ、自分の格好は ザックにレインカバーをして、雨具にスパッツを付けている。上は霧ですと答える。 でも、階段がこたえる。
 


天神尾根分岐
左戸沢方面。ここも真っ直ぐ下る。
 


堀山ノ家
二俣方面への分岐があるが、ここも道なりに左へ下っていく。時計を見ると10時30分。 もう下から多くの人が登ってきている。霧も完全に晴れた。
 


気持ちの良いなだらかな尾根を下っていく。
バカ尾根のイメージに合わない、素敵な尾根だ。
 


見晴茶屋
 


雑事場ノ平
ここは右、左どちらへ入っても同じところへ出る。時間も同じ。今回は左へ下ってみた。
 


合流地点
先ほど右へ入った場合は、写真前方から来ることになる。
 


まもなく大倉
痛む膝でなんとか下ってきた。
 


到着
エアリアで標準時間2時間のところ、なんと塔ノ岳から3時間をかけて下ってきた。膝痛が限界。
 


大倉バス停
渋沢行きのバスの時刻表を見ると、あと20分ある。昨日の小屋のまずい食事の時に、よし下りたら暖かい ラーメンを食べようと決めていたので、この時間を使って、バス停横の新しいレストランに入り、早速 ラーメンを注文。香草の香りが強く変わったラーメンだったが、とてもおいしかった。
バスは椅子が半分埋まる程度でガラガラ。この時間帰る人はいないようだ。12時40分発渋沢駅行きで、 1時に渋沢発町田乗り換え横浜線で帰途についた。
 



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