仏果山・高取山
ぶっかさん ・ たかとりやま

747m ・ 705m

丹沢前衛の人気の山。
コースも判りやすく、丹沢入門に最適。
ここから丹沢の一歩を踏み出した思い出の山。
 
  
エリア 丹沢 日程日帰り 日付2001夏 天候晴れ
同行者単独 TIME(休憩を除く)4時間35分
コース 大棚沢広場駐車場(0:05)→仏果山登山口(バス停)(1:00)→宮ヶ瀬越(0:20)→仏果山(1:00) →412号に交わる自動車道路(1:15)→高取山(0:10)→宮ヶ瀬越(0:40)→仏果山登山口(0:05)→大棚沢広場駐車場

カシミール5万分の1地形図より作成
国土地理院2万5000分の1=青野原、上溝



大棚沢広場駐車場

駐車場

国道246号線を厚木方面に進む。県立病院前の信号を右折し、厚木清川線で飯山温泉を過ぎ 尾崎の信号を経由し伊勢津久井線で宮ヶ瀬湖を目指す。
幾つかの橋を経由し上村橋を渡ると、50m先の左側に駐車場(大棚沢広場の駐車場)がある。宮ヶ瀬湖 湖畔を走り、最初に出てくる駐車場であり、判りやすい。
舗装されており、無料。約20台程度駐車可能。水はあるがトイレ、自販機は無い。
利用者は多いが、回転が速くしばらく待てば空きがでる。
写真は上村橋たもとの登山口から駐車場を写したもの。




仏果山登山口

登山口

丹沢山行の第一歩。仏果山登山口のバス停脇の石段を登る。登山道は杉林の中に入る。 10分程度で左に鹿避けのフェンスが現れた。 ここからしばらくフェンス沿いに進む。
初めて山道を覗いたときは、ここまで来て戻ったことを思い出す。この先どうなっているのだろうと。
今日はこれから現れる景色や山頂への想いでどんどん登っていく。
「宮ヶ瀬越0.9km」の道標が現れたら、ここからは尾根道になる。きつい登りもなく静かな尾根歩きだ。 20分程度で宮ヶ瀬越に出た。ここは仏果山と高取山の稜線が交わる場所だ。左に行けば高取山だが、まずは右に仏果山 を目指す。


仏果山・高取山

軽いアップダウンを繰り返し登っていく。頂上手前の最後の登りは岩が露出している。ロープと鎖がある。 他の登山者とすれ違う。「こんにちは」声を掛けられる。「こんにちは」返事をする。 山では挨拶をする。見ず知らずの人と挨拶をするなんて、街の中では あり得ないが、山では当たり前だ。
仏果山の頂上に出た。山頂には13mの展望台が建ち大山や相模平野が一望できる。 天気も良く、手ごろな山で人気があるのか、頂上は多くの人でいっぱいである。 こんなにも多くの人がいることで、ここが本当に山の頂なのか不思議な思いが湧く。
展望台下には、木のテーブルやベンチがあり、多くの人が思い思いに食事や休憩を取っている。 テーブルはグループの人たちに全部占拠されており、展望台下のコンクリートの土台で昼食を取る。
休憩後、尾根道を下る。途中鉄塔の脇を抜けていく。その後、林道を横切りさらに下っていく。
下りの山道は段差があり、下るのがたいへんだ。こんなにも歩きにくいものなのか、発見である。 後ろから、自分より年上の男性が走るように降りてくる。なぜか、抜かれまいとこちらも走るように下る。 10分はがんばったが、抜かれた。国道412号と宮ヶ瀬湖を結ぶ道路に出た。
いったんこの道路を渡り折り返すが、今渡った道路の下をくぐって折り返し 高取山を目指す。高取山の道標に従い舗装されたゲートの閉まった林道に入る。 すぐ右手に道標があり、これに従って右の小さな沢を渡り、山道を登っていく。1時間余りで高取山に到着した。
高取山の山頂は仏果山と同様に展望台がある。ここからは宮ヶ瀬湖が良く見えた。展望台の下は広場になっており、 ここで休憩をする。仏果山よりは人が少なく、静かな山頂である。
帰りはここから10分程度で、行きに通った宮ヶ瀬越まで下る。宮ヶ瀬越からは右に折れ、最初に来た尾根道を戻っていく。 車の音が近づいてきたら、まもなくバス停に出た。
結構疲れた。入門の山にしてはきつかった。後で考えてみると、原因は二つ。 まず、最初の仏果山からの下りが、林道を横切ってから先が階段状になっており、かつ、かなりの段差がある。 この降り方がまずかった。とにかく膝にきた。どうやら降りるとき膝をひねるようにして降りているようで、膝に違和感を覚えた。 後で振り返って考えると、このときから膝痛が出ていたようだ。
二つ目は、地図で確認すると仏果山をいったん降りて、それから高取山に登っており、700mの山を2回続けて登ったことになる。 地図を見ないでも判るようなことが気が付かないなんて。情けない。でも、楽しかったデビュー戦であった。



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