中高年のための群馬の山歩き

StaffRoom

鯉の自動給餌機の製作

14年 10月 15日 16:55

池の鯉に無人で、自動的に餌をくれることが必要になってきた。そこで、お金をかけずに、端板やタイマー・小ポンプ等で「からくり」のような自動給餌機を製作した。これで、自動的に餌くれができるようになった。1台あればよいのだが、工作するのがおもしろくて、全く構造のちがう給餌機を3式製作した。現在は3号機でトラブルもなく、毎日順調に給餌している。朝、稼働状態を見るのが楽しみである。

1号機

水平に移動できる台(両端に重りと空バケツが取り付けてある)の上に、所定量の餌を入れた箱を10個積み上げる(写真の中のタワー状の部分)。タイマーで所定の時刻になると、まずポンプで池の水を空バケツに所定量汲み上げる。池の水で重くなったバケツは池に下りる。その際に餌を入れて積み上げてある1番下の箱を引き出し池に落とす。すると、上部の餌の入った箱が下に下りる(ダルマ落としと同じ状態)。バケツの水は底の穴から抜けていく(直径0.3㎝)。軽くなったバケツと水平移動できる台は反対側の重りに引っ張られ、最初に位置に戻る。箱は10個重ねたので、10回分自動的に餌くれができる。屋外設置なので、雨除けカバーも作った。(写真はしくみがわかるように、カバーなしです)
製作費(タイマー・ポンプ・雨除けカバーの材料等を含めて8000円位)

2号機

餌を入れたホッパーの下に水平に移動できる板(幅15㎝で、1号機と同じように、両端に重りと空バケツが取り付けてある)を取り付けた。タイマーで所定の時刻になると、まずポンプで池の水を空バケツに所定量汲み上げる。池の水で重くなったバケツは池に下りる(ここまでは1号機と同じ)。その際に餌を入れたホッパーの下の水平に移動できる板が、餌を乗せた状態で引き出されて来る。バケツの水は底の穴から抜けていく(直径0.3㎝)。軽くなったバケツと餌を乗せた状態の水平移動できる板は反対側の重りに引っ張られ、板のみ最初に位置に戻る。餌はホッパーに戻れないので、池に落ちる。ホッパーには10リットルの餌が入る。屋外設置なので、雨除けカバーをかぶせた。(写真はしくみがわかるように、カバーなしです)
製作費(タイマー・ポンプ・雨除けカバーの材料等を含めて6000円位)

3号機(現在使用中)

池の近くにある車庫内に自動給餌機を設置した。車庫内に設置したことで、雨除けカバーも不要になったし、池の景観も元に戻った。車庫内の高い所に自動給餌機を設置してシュートで餌が池に流れ下るようにした。動く原理は2号機に似ている。ホッパーには16リットルの餌が入る。
製作費(タイマー・ポンプ・等を含めて8000円位)